【認知症】▶「私はサルコペニア?10の特徴にご注意!」

認知症
‏私はサルコペニア?10の特徴にご注意!
サルコペニア診療ガイドライン2017年版一部改訂、予防医療モデル事業 平成26年度 予防医療モデル調査研究 研究成果 No.8 サルコペニア防⽌を目的とした運動・栄養指導および生活指導法の検討(独立行政法人労働者健康安全機構)などを参考にしています。

通常、加齢とともに骨格筋量は減少し、筋力や身体機能は低下します。

20-30歳代と比べ、70-80歳代では約30-40%の骨格筋が減ります。

 


サルコペニアとは、加齢によって筋肉量が減少し、筋力や身体機能が低下する状態のことです。
言葉の由来は、「サルコ(筋肉)」と「ペニア(喪失)」を意味するギリシャ語を組み合わせた造語です。

75〜79歳の男女のおよそ2割は、サルコペニアだといわれています。

サルコペニアは疾患として認められており、転倒や要介護になるリスクを高めます。

また原因は加齢だけではなく、低栄養や活動不足なども関係しています。


サルコペニアと診断される条件

a.握力が低下している(男性28㎏未満、女性18㎏未満)

b.または歩く速度が低下している(1.0m/秒以下)

c.検査で筋肉量が基準より減少していることが認められる

 


サルコペニアの簡単なチェック方法

指輪っかテスト

ふくらはぎの一番太い部分を両手の親指人差し指で作った輪っかで囲んでみてください。

輪っかとふくらはぎとの隙間ができる場合はサルコペニアの可能性があります。


サルコペニアになりやすい人 10の特徴

①つまずきやすい

②歩幅が狭くなった

③立っているのがつらい

④猫背のほうが楽

⑤疲れやすい

⑥信号が青の間に断歩道を渡りきれない

⑦ペットボトルを開けるのがつらく感じる

⑧ダイエットしても効果がない、ダイエット後にリバウンドする

⑨極端な食事制限をしたことがある

⑩足などがむくみやすい


サルコペニアの治療や予防には、適切な食事と運動が重要です。

たんぱく質を十分に摂り、筋力トレーニングなどを日常的に行うことがおすすめです。

食事・運動を見直して、からだも心も健やかな将来につなげましょう。

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