【心と体のケア】▶「皮膚のかゆみに使う漢方薬を詳しく教えて」

心と体のケア
皮膚のかゆみに使う漢方薬を詳しく教えて

皮膚のかゆみには、さまざまな原因や症状がありますので、一概に効果的な漢方薬というのはありません。

  1. 一般的には、以下のような漢方薬が皮膚の痒みに用いられます。
    1. ①消風散(しょうふうさん)
      1. 風邪や湿熱によるかゆみや湿疹に用いられる漢方薬です。
      2. 風を散じて熱を清める作用があります。
      3. 荊芥・防風・蝉退・牛蒡子などの「袪風薬」と、石膏・知母・苦参などの「清熱薬」、蒼朮・木通などの「利水薬」、地黄・当帰・胡麻仁などの「養血薬」が配合されています。
    2. ②黄連解毒湯(おうれんげどくとう)
      1. 体力があり、のぼせやイライラがある人に適した漢方薬です。
      2. 体内にある余分な熱を追い出すことにより、皮膚の炎症やかゆみを鎮める作用があります。
      3. 黄連・黄芩・黄柏・山梔子などの苦味で清熱する生薬が主成分です。
    3. ③温清飲(うんせいいん)
      1. 皮膚の色つやが悪く、乾燥や炎症を繰り返す人に適した漢方薬です。
      2. 血を補って熱を清める作用があります。
    4. ④竜胆瀉肝湯(りゅうたんしゃかんとう)
      1. 肝気の鬱滞によるかゆみや湿疹に用いられる漢方薬です。
      2. 肝気を疏通して熱を下げる作用があります。
      3. 竜胆草・栀子・柴胡・牡丹皮・甘草などの生薬が配合されています。
  2. 皮膚が痒いときの対処方法は?
    1. a.保湿剤を使って皮膚の乾燥を防ぐ。
      1. 乾燥はかゆみの主な原因の一つです。
      2. 保湿剤はワセリンなど無香料・無着色・低刺激のものを選びましょう。
    2. b.冷やしてかゆみを和らげる。
      1. 冷たいおしぼりや保冷剤をタオルで包んでかゆい部分に当てると、かゆい感覚が消えることがあります。
      2. 冷たいシャワーを浴びると、かゆみを抑えることができます。
    3. c.抗ヒスタミン薬やステロイド薬などのかゆみ止めを使用する。
      1. かゆみが強い場合や、湿疹や赤みなどの炎症がある場合は、ドラッグストアなどで効果のある塗り薬が販売されています。
      2. できれば皮膚科を受診して、医師に処方してもらった薬を塗ったり飲んだりしましょう。
    4. d.かくのを控える。
      1. かゆいところをかくと、皮膚に傷がついたり、炎症が悪化したりして、さらにかゆくなることがあります。
      2. 爪でかくのは特にNGです。
    5. e.原因物質を避ける。
      1. かゆみの原因がアレルギーや接触皮膚炎などの場合は、食べ物や化粧品、金属などの刺激物質に触れないようにしましょう。

一般的には、以下のような漢方薬が皮膚の痒みに用いられます。

①消風散(しょうふうさん)

風邪や湿熱によるかゆみや湿疹に用いられる漢方薬です。

風を散じて熱を清める作用があります。

荊芥・防風・蝉退・牛蒡子などの「袪風薬」と、石膏・知母・苦参などの「清熱薬」、蒼朮・木通などの「利水薬」、地黄・当帰・胡麻仁などの「養血薬」が配合されています。

 

②黄連解毒湯(おうれんげどくとう)

体力があり、のぼせやイライラがある人に適した漢方薬です。

体内にある余分な熱を追い出すことにより、皮膚の炎症やかゆみを鎮める作用があります。

黄連・黄芩・黄柏・山梔子などの苦味で清熱する生薬が主成分です。

 

③温清飲(うんせいいん)

皮膚の色つやが悪く、乾燥や炎症を繰り返す人に適した漢方薬です。

血を補って熱を清める作用があります。

黄連解毒湯四物湯地黄当帰川芎芍薬)が加えられたもので、アトピー性皮膚炎などにも用いられます。

 

④竜胆瀉肝湯(りゅうたんしゃかんとう)

肝気の鬱滞によるかゆみや湿疹に用いられる漢方薬です。

肝気を疏通して熱を下げる作用があります。

竜胆草・栀子・柴胡・牡丹皮・甘草などの生薬が配合されています。

以上の漢方薬は、皮膚のかゆみに対して一般的に用いられるものです。

漢方薬は即効性がなく、長期的に服用することで効果が現れることが多いので、気長に続けることが大切です。


皮膚が痒いときの対処方法は?

a.保湿剤を使って皮膚の乾燥を防ぐ。

乾燥はかゆみの主な原因の一つです。

保湿剤はワセリンなど無香料・無着色・低刺激のものを選びましょう。

 

b.冷やしてかゆみを和らげる。

冷たいおしぼりや保冷剤をタオルで包んでかゆい部分に当てると、かゆい感覚が消えることがあります。

冷たいシャワーを浴びると、かゆみを抑えることができます。

 

c.抗ヒスタミン薬やステロイド薬などのかゆみ止めを使用する。

かゆみが強い場合や、湿疹や赤みなどの炎症がある場合は、ドラッグストアなどで効果のある塗り薬が販売されています。

市販の中で強いステロイド軟膏・クリームは「リンデロン」や「ベトネベート」かあります。

できれば皮膚科を受診して、医師に処方してもらった薬を塗ったり飲んだりしましょう。

 

d.かくのを控える。

かゆいところをかくと、皮膚に傷がついたり、炎症が悪化したりして、さらにかゆくなることがあります。

爪でかくのは特にNGです。

 

e.原因物質を避ける。

かゆみの原因がアレルギーや接触皮膚炎などの場合は、食べ物や化粧品、金属などの刺激物質に触れないようにしましょう。


以上の対処方法は、皮膚のかゆみに対して一般的に用いられるものですが、

個人の体質や症状によって最適な対処方法が異なりますので、

薬を服用または塗布する前には必ず医師や薬剤師に相談してください。

また、かゆみが激しくて我慢できない場合や、

かゆみ以外にも発熱や全身倦怠感などの症状がある場合は、我慢せずできるだけ早く皮膚科を受診しましょう。

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