【心と体のケア】▶「花粉症とアトピー性皮膚炎の関係について教えて」

心と体のケア
花粉症とアトピー性皮膚炎の関係について教えて
アトピー性皮膚炎診療ガイドライン2021などを参考にしています。

もともとアトピー性皮膚炎を持っている方にとって、花粉シーズンは辛い時期の一つですね。

実際、アトピーと花粉症との関係はどうなっているのでしょうか?

 

  1. アトピーと花粉症の関係
      1. アトピー性皮膚炎は、さまざまな要因により皮膚のバリア機能が弱く、アレルギーを起こしやすいため、皮膚の炎症を繰り返す疾患です。
      2. 一方、花粉症はスギやヒノキ、ブタクサなどの花粉によって粘膜が刺激されて起こるアレルギーです。
      3. どちらもアレルギーが主体であるため、アトピーの方は花粉症に絶対なるかというと、必ずしもそうではありません。
      4. 花粉によるアトピー性皮膚炎の悪化は多く見られています。
  2. 花粉でアトピーが悪化する理由
    1. 1. 花粉による直接的な「かぶれ」が生じる
      1. 花粉は細かい微粒子で、肌に付着することでかぶれを引き起こします。
      2. アトピーの方は肌のバリア機能が弱いため、花粉に対する対策が不十分だと赤くなることがあります。
      3. 特に目の周りや首もとなどが影響を受けやすいです。
    2. 2. 花粉症と同じ「I型アレルギー」によってアトピー性皮膚炎が悪化する
      1. アトピー性皮膚炎はアレルギー反応が出やすい特徴を持ち、I型アレルギーによるかゆみにつながりやすくなります。
      2. 花粉症とオーバーラップしやすく、全身のかゆみを引き起こすこともあります。
      3. 「鼻水はでるし目もかゆいし全身もかゆくなる」といったアレルギーマーチを生じることもあります。
    3. 3. 花粉症での「こする」行為によって悪化させる
      1. 皮膚をこする行為は肌にダメージを与えるため、アトピーの方は避けるべきです。
      2. 花粉症で目をこすったり、鼻をかんだりすることでアトピーが悪化します。
  3. 花粉症でアトピーを悪化させない対処法
    1. 1. 花粉シーズンは肌を露出させない
      1. 長袖を着用し、首元をしっかり覆う。
      2. 花粉用の眼鏡やゴーグルを使用する。
      3. 髪をまとめて花粉を付着させないようにする。
    2. 2. 花粉を家に持ち込ませない
      1. 玄関先で花粉をしっかり払って、家に持ち込ませないようにしましょう。
      2. 家に入ったら、鼻うがいをしたり、顔と一緒に目を洗ったりするのも効果的です。
      3. 玄関先に空気清浄機を置いておくのも1つの方法です。
      4. 服は花粉シーズンは外に干さず、中に干すか、乾燥機を使うと良いです。
      5. 花粉シーズンは窓を極力あけないようにしましょう。
    3. 3. 早めにアレルギーの治療をする
      1. アトピーの方で普段アレルギーの内服薬を飲んでいない方も多いと思いますが、花粉シーズンは特別です。
      2. 特に花粉症を持っている場合は、抗アレルギー薬を内服した方がよい場合が多いですね。
    4. 4. 普段よりも保湿を徹底する
      1. 多くのアレルゲンと皮膚が接触していると、修復しようとして肌が乾燥しやすくなります。
      2. 保湿剤をたっぷり塗らないと、肌が十分保護されないことがあります。
      3. 保湿剤をこまめに塗り足すのも効果的です。
    5. 5. かかりつけの皮膚科に早めに相談する
      1. 花粉シーズンになり、薬がない状態が続くとアトピー性皮膚炎は一気に悪化してしまいます。
      2. その前に早めに対策をしてかかりつけの皮膚科で相談するようにしましょう。
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アトピーと花粉症の関係

アトピー性皮膚炎は、さまざまな要因により皮膚のバリア機能が弱く、アレルギーを起こしやすいため、皮膚の炎症を繰り返す疾患です。

一方、花粉症はスギやヒノキ、ブタクサなどの花粉によって粘膜が刺激されて起こるアレルギーです。

どちらもアレルギーが主体であるため、アトピーの方は花粉症に絶対なるかというと、必ずしもそうではありません。

花粉症のシーズンに露出部のアトピー性皮膚炎の増悪が約4人に1人に認められ、
シーズン中のスギ花粉症患者の20~30%に顔面発赤が認められるなど、

花粉によるアトピー性皮膚炎の悪化は多く見られています。

 

花粉でアトピーが悪化する理由

1. 花粉による直接的な「かぶれ」が生じる

花粉は細かい微粒子で、肌に付着することでかぶれを引き起こします。

アトピーの方は肌のバリア機能が弱いため、花粉に対する対策が不十分だと赤くなることがあります。

特に目の周りや首もとなどが影響を受けやすいです。

 

2. 花粉症と同じ「I型アレルギー」によってアトピー性皮膚炎が悪化する

アトピー性皮膚炎はアレルギー反応が出やすい特徴を持ち、I型アレルギーによるかゆみにつながりやすくなります。

アトピーの素因は、「I型アレルギー」のもとの抗体である「IgE」の量が人よりも多いことがガイドラインで示されています。特に「ひっかいた後に赤くなりやすい」というのなら、それはI型アレルギー反応によるものが多いです。

花粉症とオーバーラップしやすく、全身のかゆみを引き起こすこともあります。

「鼻水はでるし目もかゆいし全身もかゆくなる」といったアレルギーマーチを生じることもあります。

 

3. 花粉症での「こする」行為によって悪化させる

皮膚をこする行為は肌にダメージを与えるため、アトピーの方は避けるべきです。

花粉症で目をこすったり、鼻をかんだりすることでアトピーが悪化します。

 

花粉症でアトピーを悪化させない対処法

1. 花粉シーズンは肌を露出させない

長袖を着用し、首元をしっかり覆う。

花粉用の眼鏡やゴーグルを使用する。

髪をまとめて花粉を付着させないようにする。

 

2. 花粉を家に持ち込ませない

玄関先で花粉をしっかり払って、家に持ち込ませないようにしましょう。

家に入ったら、鼻うがいをしたり、顔と一緒に目を洗ったりするのも効果的です。

玄関先に空気清浄機を置いておくのも1つの方法です。

服は花粉シーズンは外に干さず、中に干すか、乾燥機を使うと良いです。

花粉シーズンは窓を極力あけないようにしましょう。

 

3. 早めにアレルギーの治療をする

アトピーの方で普段アレルギーの内服薬を飲んでいない方も多いと思いますが、花粉シーズンは特別です。

特に花粉症を持っている場合は、抗アレルギー薬を内服した方がよい場合が多いですね。

 

4. 普段よりも保湿を徹底する

多くのアレルゲンと皮膚が接触していると、修復しようとして肌が乾燥しやすくなります。

保湿剤をたっぷり塗らないと、肌が十分保護されないことがあります。

保湿剤をこまめに塗り足すのも効果的です。

 

5. かかりつけの皮膚科に早めに相談する

花粉シーズンになり、薬がない状態が続くとアトピー性皮膚炎は一気に悪化してしまいます。

その前に早めに対策をしてかかりつけの皮膚科で相談するようにしましょう。


この記事を書いているとき、私はまさにアトピーと花粉症で、顔、首、手の甲が痒くて辛い状態です。

外で肌が露出している部位がひどいですね。早めに皮膚科を受診しなかったことを後悔しています。

私と同じ症状がある方に是非読んでほしい内容です。

以上、ご参考になれば幸いです。

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