【私が経験した薬局薬剤師の正社員と派遣の違いー2】▶ラウンダーを経験してわかったこと

薬剤師の皆様へ

ラウンダーを経験してわかったこと

ラウンダーとは、組まれたシフトに合わせて、毎日同系列の違う薬局で働く勤務形態です。

1日に午前、午後2箇所の薬局を回ることもあります。

毎日違う薬局で働くという点は、派遣薬剤師との違いの1つ 。

業務内容は、調剤された薬の監査、投薬(処方箋に記載された薬剤を患者さんに説明し手渡すこと)が多いですね。

どんな処方薬でもすぐ答えられる、ある程度経験、知識を持った方に適しています。

どのレセコン(レセプト・コンピューター)でも、扱えるスキルが必要です。

車の運転ができると、重宝されます。

社用車(あるいは自家用車)で、薬の配達をかねることができますね。

派遣薬剤師とは違って、社員として働くため、経営のことも考え、会議などに出席します。

いろんな店鋪で実際に働いて得た、各々の店鋪の良い点、悪い点などを上層部の方から聞かれることが多く。

各店舗の業務の効率化、適正化についてアドバイスすることがあります。

この時は、苦手なタイプの薬局長であっても的確に伝えなければいけません。

ラウンダーとして働くには、その人自身が効率的に動ける、収益性がある、患者さんから好かれる人柄でないと説得力がないです。

薬歴はその日に書かないと、後で大変なことになります。

投薬が終わっても、気を抜かずにそのまま薬歴を書き切る習慣が大事だと考えています。
薬歴をためているのに、すぐ書かない、他の仕事を始める薬剤師を見ると患者さんがかわいそうに思えます。

説明だけならロボットでもできますからね。

目の前の患者さんのことをちゃんと見て、話して、何か感じたらすぐ書きたくなると思います。
これができれば、薬剤師への信頼は間違いなくもっと上がると思います。
外来を担当する医師は、とにかくすぐ書きます。当たり前のことなのです。

少し愚痴っぽくなりましたね。

まだまだありますが、また別の機会にご紹介します。

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