交通事故⇀仕事復帰⇀入院⇀肩腱板手術⇀リハビリ⇀腕の腱断裂⇀闘病生活
「作業療法士さんスゴイ!」
リハビリ病院の入院で、とてもお世話になったのは作業療法士さんです。
整形外科の入院では、
理学療法士さんや作業療法士さんがリハビリを担当してくれると思います。
お恥ずかしい話ですが、25年間の病院勤務歴がありながら、
作業療法士さんとの接点は、ほとんどありませんでした。病棟で会った時に、挨拶をする程度です。
整形外科は有名でしたので、リハビリの方の人数は多かったのですね。
作業療法士を見ていて、まず感じるのは解剖学の知識の深さです。
私の肩、腕を触診し、筋肉や腱など見えない部分の情報を的確に判断してくれるのです。
特に「この手の動きは、今絶対ダメ」というアドバイスは、理由を添えてしっかり伝えてくれます。
私の場合、右手を腰に回して、ひねる動き、
例えば「手をズボンの腰ポケットに入れる動き」は、絶対にダメと言われていました。
作業療法士は、一般的には「食事」「入浴」「着替」「料理」「仕事・学習」などの日常生活・社会復帰を支える専門家と言えます。
入院中多くの時間お話しするので、会話術、「お笑いのセンス」も必要ですね。
よく笑いながら楽しくリハビリをしていました。
辛い入院生活を明るい想い出に変えてくれています。
コミュ力と相当な知識がいると思いますが、素敵な職業です。
日本では高齢化社会が進み、リハビリを必要とする高齢者が確実に増えていきます。
これから益々必要とされる職業だと思います。