【薬局薬剤師に知ってほしい事】▶「もっと患者さまの近くに行こう」

薬剤師の皆様へ

「もっと患者さまの近くに行こう」

退院後、仕事を再開して改めて感じたことがあります。

どの店鋪でも

若い薬剤師の患者さまとの接客、話術はどうもぎこちないのです。

語彙が少ない、早口すぎる、会話の的を得ていない、オドオドしているなど

慣れていないというより、慣れようと努力していないように見えます。

薬局薬剤師の傾向

私が今までの職歴から感じる、薬局薬剤師の傾向をお話します。

大手のドラッグストアや調剤薬局は、教育に熱心です。

正しいこと、間違っていること、今するべきこと、今してはいけないことなど

ルールに基づくことに対しては、自信満々なんです。

声を張り上げ、雄弁。

試験もあり、きっちり教えられています。

ところが患者さまとの会話で、不明な点があると、急にもろくなるのです。

すごく早口で誤魔化そうとしたり、態度が急に変わります。

臨機応変な対応が苦手。

想定外のことが起こると、弱体化するのです。

店長クラスになってもあまり変わりません。

この点では、

新卒から中小薬局で働いていた薬剤師は、いきなり臨機応変な世界に飛び込んでいます。

大変なときでも、大体落ち着いています。

その分、薬の知識はアバウトな薬剤師が多いですね。

これは本人が悪い訳ではありません。

先輩の能力に問題があると思っています。

また、みなし残業込みの年俸が多いので、遅くまで残る薬剤師は少ないです。

どちらも良い点、良くない点がありますね。

私は、若い頃は病院で厳しく育てられました。

医師と公私ともに仲良くし、臨床を教えて頂き。

その後、中小薬局、派遣薬剤師などを経験することで、見聞が広がりました。

薬剤師のこれからの在り方、将来像がほぼ確実に見えています。

今の若い薬剤師に伝えたい思いは、「臨機応変な対応に強くなろう」です。

具体的には、薬局奥のパソコンの前を陣取るのではなくて、

もっと患者さまの近くに行こう!

気になることがあったら、声をかけよう

と心の中で叫んでいます。

臨床を知る第一歩です

今は、私が一番患者さまに近い場所を陣取っているので、

私の背中を見て育ってほしいですね。

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