【薬局薬剤師に知ってほしい事】▶「実際にあった散薬力価計算の疑義照会」

薬剤師の皆様へ
実際にあった散薬力価計算の疑義照会

今日は、最近あった散薬力価計算を必要とする症例をご紹介します。

✔ 実際の処方

①アスベリンドライシロップ2%       2.5g          朝夕食後  7日分

当薬局には、アスベリン散10%しかなく、今まで長年アスベリン散しか処方されていません。

この日は、患者さまが多く医師も大変だったと思います。入力を間違えたのでしょう。

疑義照会をするときに、アスベリン散10%なら何gになるのか考えておく必要があります。

そこで久しぶりに計算をしょうとすると自信がないのです。

若い薬剤師なら当たり前にできると思います。私も若い頃は暗算で即答していました。

 ところが還暦前にもなると頭が上手く働かず、モヤっとして、あやふやなのです。

これは、同世代の方ならわかってもらえると思います。

結局、まだ若い薬局長が答えを出し、また疑義照会し、考えた数値と合っていました。


私の考え方

私は、こう納得しました。

アスベリンドライシロップ2%は、50倍に薄めており、それが2.5gです。

アスベリン散10%は、10倍に薄めており、それが何gになるかです。

50∶2.5   =   10∶X(比例計算)

50X  =   25      答え  0.5g/日

他にも考え方があるようですが、私はこれで覚えます。


兄弟でもう一人も同じパターンでした。

✔ 実際の処方

②アスベリンドライシロップ2%       2g          朝夕食後  7日分

アスベリン散10%でいくらになるか、計算してみて下さい。

答えは一番下にあります。


薬局薬剤師業界も機械化、PC化が進み便利なってきています。

その反面、診療報酬の計算、複雑な薬剤相互作用などは人の知識では限界があります。

さらにマイナンバーカードが普及すれば、紐付いている情報、例えば注射薬の情報なども理解している必要があります。

忙しい薬局で毎回「今から調べますね」と流暢に言っている暇はありません。

これらの薬剤情報を的確に、迅速に扱える知識、技術が求められています。

わかりやすい言葉で話す能力も必要です

私はなんとか若い時の頭脳を復活させながら、新しい知識を習得し、まだまだ新人薬剤師の見本でいたいですね。

以上、ご参考になれば幸いです。

        ②の答えは  0.4g/日  です。

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