【肩腱板断裂手術・入院後、再断裂ブログ】▶「とても不穏な一夜」

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「とても不穏な一夜」

2022.4事故当日

総合病院にて、午後ベッドに横たわり落ち着きを取り戻しました。

「一過性失神」の原因を調べるため、胸にホルター心電図が多くの配線で繋がれていました。

ホルター心電図(携帯用の小型心電計、24時間にわたり心電図を記録する。不整脈や心筋虚血が起きているか、また動悸や胸痛等の自覚症状が心臓に起因しているものなのかどうかがわかる。)

さらに腕から点滴、指先にパルスオキシメーター(酸素飽和度測定)装着。

管(カテーテル)やモニター用の配線が多く繋がれ、トイレが大変でした。動きにくくて。

線が外れたら、看護師さんが飛んできてくれて「大丈夫ですか」と声をかけてくれます。

私は毎回「大丈夫です。配線がとれました。すいません。」と頭を下げなが説明しました。

還暦前にして入院は初めてです。空いている時間をどう過ごせばいいのか、全くわかりません。

その頃、自宅に警察から電話があったようです。

怖い担当の方からの、厳しいお叱り電話らしく、妻は「私は何もしてないのに色んな事を言われた!」と私を攻めるように訴えかけます。

「ごめんなさい、迷惑ばかりかけて…」

その妻と息子が入院に必要な物を看護師さんから聞いて、買い揃えてくれました。

急なことで、100均ショップは貴重ですね。大体必要なものがそろっていました。

職場への連絡もまかせて。家族には本当に心から感謝しています。

私一人では、両手がまともに使えず、電話対応もできません。

点滴をしているからか喉は渇きませんでした。

食事前に水筒、コップにお茶とお水を入れてくれるスタッフさんが楽しい方で、緊張している心身を癒してくれます。

食事時には「早く来ないかな」と思っていました。

その日は、体調急変がないか1泊し経過観察です。

骨折はないとのこと。打撲はあちこちにあり痛いです。

私が「胸が痛い」と救急隊の方に叫んでいたので、

看護師さんは胸に異常がないか心配で何回も聞いてくれます。

不思議と今はもう痛みがないのです。

よく考えると事故の時シートベルトが胸にくい込み、強く締め付けられて胸痛が起こったような気がします。

これは私の想像ですが。

後に大問題となる右肩は、打ち身程度の痛みでした。

動かすことがなかったので、この時はよく分からず‥‥。

慣れない状態、環境で眠れず不穏な一夜でした。

事故のこと、相手車両のこと、早く帰りたい、仕事をしないと、など様々なことをずっと考えながら…。

とってもとっても長い夜でした。

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