ヨーグルトを毎日食べることには、体と心に多くのメリットがあります。
健康維持のために、ヨーグルトを積極的に食べている人は少なくないと思います。
実際にヨーグルトには、カルシウムやたんぱく質といった栄養素、乳酸菌が多く含まれています。
以下に10個の具体的な効果をご紹介します。
1. 腸内環境の改善
ヨーグルトに含まれる乳酸菌やビフィズス菌は、腸内の善玉菌を増やし、腸内環境を整えます。
これにより便秘の解消や下痢の予防が期待できます。
2. 免疫力の向上
乳酸菌は免疫細胞を活性化させ、体の免疫力を高めます。
これにより風邪や感染症の予防に役立ちます。
3. 美肌効果
腸内環境が整うことで、体内の老廃物が排出されやすくなり、肌荒れやニキビの改善が期待できます。
また、ヨーグルトに含まれるビタミンやミネラルも肌の健康をサポートします。
4. アレルギー症状の緩和
乳酸菌はアレルギー反応を抑える効果があり、花粉症やアトピー性皮膚炎などの症状を緩和することができます。
5. コレステロール値の低下
ヨーグルトに含まれる乳酸菌は、血中の悪玉コレステロールを減少させ、心血管疾患のリスクを低減します。
6. ストレスの緩和
ヨーグルトに含まれる成分は、脳内のセロトニンの生成を助け、ストレスや不安を軽減する効果があります。
7. 骨の健康維持
ヨーグルトはカルシウムが豊富で、骨密度を維持し、骨粗しょう症の予防に役立ちます。
8. 体重管理
ヨーグルトは低カロリーでありながら栄養価が高く、満腹感を得やすい食品です。
これにより、過食を防ぎ、体重管理に役立ちます。
9. 血糖値の安定
ヨーグルトに含まれる乳酸菌は、食後の血糖値の上昇を抑える効果があり、糖尿病の予防や管理に役立ちます。
10. 口腔内の健康
ヨーグルトに含まれる乳酸菌は、口腔内の悪玉菌を減少させ、虫歯や歯周病の予防に効果があります。
毎日ヨーグルトを食べることで、これらの健康効果を得ることができます。
ただし、個人の体質によっては合わない場合もあるので、適量を守って摂取することが大切です。
ヨーグルトにはさまざまな種類があり、それぞれに特徴があります。
いくつかのオススメの種類をご紹介します。
1. 無糖ヨーグルト
砂糖が加えられていないため、カロリーや糖質を抑えたい方におすすめです。
例えば、小岩井乳業の「生乳100%ヨーグルト」や、明治の「ブルガリアヨーグルト LB81プレーン」などが人気です。
2. 加糖ヨーグルト
そのままでも美味しく食べられるため、デザート感覚で楽しみたい方にぴったりです。
タカナシ乳業の「生クリームヨーグルト コクなま 三温糖」や、岩泉ホールディングスの「岩泉ヨーグルト(加糖)」などがあります。
3. ギリシャヨーグルト
高たんぱくで濃厚な食感が特徴です。筋トレやダイエット中の方におすすめです。
森永乳業の「パルテノ プレーン砂糖不使用」や、ダノンジャパンの「オイコス 高タンパク質プレーン 加糖」などが人気です。
4. プロバイオティクスヨーグルト
乳酸菌やビフィズス菌が豊富に含まれており、腸内環境を整える効果があります。
明治の「プロビオヨーグルトR-1」や、森永乳業の「ビヒダス プレーンヨーグルト」などが代表的です。
5. フレーバーヨーグルト
フルーツやバニラなどの味が付いたヨーグルトで、デザート感覚で楽しめます。
日本ルナの「バニラヨーグルト」や、明治の「北海道十勝 ミルクきわだつヨーグルト」などがあります。
自分の好みや健康目的に合わせて、いろいろな種類のヨーグルトを試してみると良いですね。
毎日どれくらいのヨーグルトを食べると効果的?
毎日ヨーグルトを食べる場合、
100gから200gが目安
とされています。この量であれば、腸内環境の改善や免疫力の向上などの効果を期待できます。
また、ヨーグルトの種類によっては、300gまで摂取しても問題ないとされています。
ただし、個人差があるため、自分の体調や目的に合わせて調整することが大切です。
例えば、ギリシャヨーグルトのように高たんぱくなものは、60gから120g程度が適量とされています。
また、ヨーグルトを食べるタイミングも重要です。
朝食に摂ることで、腸の働きを活発にし、便秘の改善に効果的です。
ヨーグルトを食べ過ぎるとどうなる?
ヨーグルトの脂質は、中性脂肪やコレステロールのもとになる飽和脂肪酸であるため、
食べ過ぎると肥満やコレステロール値が上昇する可能性があります。
栄養豊富なように思えるヨーグルトですが、実はビタミンD、E、Cがほとんど含まれていません。
また、低脂肪ヨーグルトではビタミンAも微量です。
ヨーグルトを食事に置き換えるような食べ方をしていると、栄養バランスが偏ります。
またカルシウムの過剰摂取に注意してください。
カルシウムを摂り過ぎると、食欲不振や嘔吐、脱力感といった高カルシウム血症の症状が現れます。
最後に
私は、ヨーグルトは好きでほぼ毎日食べています。デザートの感覚ですね。
今回、調べてみて食べ過ぎは肥満を助長しますし、特に加糖ヨーグルトは気をつけようと思いました。
「ヨーグルトは人を選ぶ」という言葉をよく聞きます。
ヨーグルトは乳製品です。乳製品がダメな人(乳糖不耐やカゼンイン不耐)にはかえって逆効果なんです。
乳糖不耐(にゅうとうふたい)は、牛乳の中に含まれる「乳糖(ラクトース)」を消化吸収分解するラクターゼという消化酵素の、小腸での分泌不足が原因で起こります。牛乳に含まれるタンパク質の約80%はカゼインです。
毎日ヨーグルトを食べているのにお腹の調子がいまひとつ。
体調が良くなった実感がない人にはヨーグルトは合っていないかもしれません。
お腹の調子を見ながら、ヨーグルトと相性のいい方は続けてみましょう。
以上、ご参考になれば幸いです。
参考資料
ヨーグルトは毎日食べるとよくない?効果・食べ過ぎは体に悪い …. https://kisetsumimiyori.com/yogurt_mainichi/.
ヨーグルトの一日の摂取量は?実は意外な量で大丈夫だった …. https://yogurt-sekai.com/archives/1618.html.