▶【節約覚醒】男性サラリーマンのための節約ロードマップ:最初のステップ

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【節約覚醒】男性サラリーマンのための節約ロードマップ:最初のステップ

毎日、仕事に追われ、気づけば給料日が来て、あっという間にお金が消えている…そんな「ザ・サラリーマン」の皆さん、特に男性の皆さん!

「このままでいいのか?」とふと立ち止まり、「よし、節約に目覚めて、将来のためにしっかりお金を貯めよう!」と決意したあなた、その決意、本当に素晴らしいです!

節約は「我慢」ではありません。自分の人生にとって、本当に価値のあるものにお金を振り分ける技術」です。

しかし、「どこから手をつけていいか分からない」というのが正直なところではないでしょうか。

今回は、節約に目覚めたサラリーマン男性が、まず最初に取り組むべき具体的なステップを、

最新の情報も交えて、わかりやすく解説していきます。

 

ステップ0:まずは現状把握!「家計簿アプリ」で支出を見える化せよ

節約を始める前に、必ずやるべきことがあります。

それは、「自分がお金をどこに使っているのか」を正確に把握することです

敵を知らずして戦いはできません。

 

手書きはNG!最新の家計簿アプリを活用

節約の第一歩は、最新のスマホ家計簿アプリの導入です。

サラリーマン男性が手書きでレシートを管理するのは、まず続きません。

おすすめのアプリ: 『マネーフォワード ME』や『Zaim』など。

活用法:

銀行口座、クレジットカード、証券口座をすべて連携させましょう。

これで、普段意識していない支出もすべて自動で取り込まれます。

連携が難しい電子マネーや現金の支出は、その場で手入力するか、レシートをカメラで読み取らせます。

最低1ヶ月、できれば3ヶ月、何も意識せず普段通りに過ごし、データを集めます。

この「現状把握」こそが、最も重要です。

あなたの支出の「」がどこにあるのかが、アプリが自動で作成したグラフで一目瞭然になります。

 

ステップ1:満足度を下げずに「固定費」を徹底的に削る

節約初心者にとって、最も効果が高く、一度やれば永続的に効果が続くのが「固定費の見直し」です。

食費のような「変動費」を削るのは日々の努力が必要ですが、固定費は一度の労力で大きな成果が出ます。

 

1. 格安SIM・格安プランへの乗り換え(通信費)

これは、節約の定番中の定番ですが、まだやっていないなら最優先で取り組んでください。

最新動向

ドコモ、au、ソフトバンクのオンライン専用格安プラン(ahamo、povo、LINEMOなど)や、楽天モバイルの格安プランが非常に強力です。

具体的な削減目標

月々1万円以上の通信費を払っている場合、3,000円〜5,000円台への削減を目指しましょう。

作業時間

乗り換え作業は数時間程度で完了します。これで年間数万円の節約になります。

 

2. 電気・ガス会社の乗り換え(光熱費)

2016年からの電力自由化、2017年からのガス自由化により、会社を自由に選べます。

最新動向

地域の電力会社だけでなく、通信会社系やガス会社系など、多様なプランがあります。

具体的な行動

「エネチェンジ」などの一括比較サイトで、自分の使用量に合った最も安いプランを見つけ、切り替えましょう。

注意点

集合住宅の場合、一括契約になっている可能性もあるので、賃貸契約書を確認しましょう。

 

3. 生命保険・医療保険の見直し

独身や共働きのDINKS(子どもを持たない夫婦)で、高額な終身保険に入っているサラリーマンは要注意です。

節約思考

本当に必要な保障(死亡保障、入院保障)だけに絞り、不要な特約を解約しましょう。

若いうちは、貯蓄性のない掛け捨ての「県民共済」や「ネット保険」で十分な場合があります。

プロへの相談

自分で判断が難しい場合は、特定の保険会社に属さない独立系のファイナンシャルプランナー(FP)に相談して、現状のプランを診断してもらうのが最も確実です。

 

ステップ2:変動費を「楽しい工夫」でスマートに削減

固定費の見直しが終わったら、次に日々の努力が必要な「変動費」に取り組みます。

ただし、節約は我慢大会にしないのがポイントです。

 

1. 職場の「缶コーヒー・ペットボトル」を断つ(小銭節約)

毎日のコンビニでのコーヒーや飲み物の購入は、塵も積もれば山となります。

具体的な行動

マイボトルを導入し、自宅でコーヒーを淹れるか、会社の給湯室のお茶を飲みましょう。

削減効果

1日200円の支出を抑えれば、月4,000円、年間48,000円の節約になります。

マインドセット

「節約」というより「プロのサラリーマンはマイボトル」と、かっこいい習慣として捉えましょう。

 

2. 「週に一度のランチ自炊」を習慣化(外食費)

「節約=毎日質素な弁当」は挫折の原因です。

最初は週に一度だけ、お弁当を持参する日を決めましょう。

具体的な行動

前日の夕食の残りや、週末に簡単に作れる丼ものの具材などを仕込んでおきます。

削減効果

都会のサラリーマンランチ代1,000円が、自炊で300円になれば、週に700円、月2,800円の節約です。

最新の工夫

最新の冷凍ストック弁当のレシピは、男性でも簡単に作れるものが豊富にYouTubeなどで紹介されています。

 

3. 趣味・嗜好品の「サブスク」を見直す

動画配信、音楽、ゲーム、ニュースレターなど、複数のサブスクリプションを契約していませんか?

具体的な行動

家計簿アプリでサブスクの引き落としを確認し、「過去1ヶ月で利用しなかったもの」は即刻解約しましょう。

削減効果

3つ解約すれば、月3,000円程度の節約は容易です。

 

ステップ3:お金を使う「マイルール」を決める

節約生活を長続きさせるためには、「使う時と使わない時のメリハリ」が重要です。

 

1. 「ポイ活」に目覚める(支払いの最適化)

使うお金を減らすだけでなく、支払いの際に得られるリターンを最大化することも立派な節約です。

最新動向

キャッシュレス決済」と「ポイント還元」はセットです。

自分がよく使う店舗やECサイトで、最も高還元率になるクレジットカードやQRコード決済(PayPay、楽天ペイなど)をメインの支払い方法にしましょう。

一元化

ポイントを分散させず、一つ(または二つ)の経済圏に集中させるのが鉄則です。(例:楽天経済圏、PayPay経済圏など)

 

2. 「衝動買い」を防ぐ24時間ルール

ストレス解消の「ポチ買い」は節約の大敵です。

マイルール

「欲しい」と思ったものは、すぐに買わずにカートに入れたまま24時間放置するというルールを作りましょう。

効果

翌日になると、多くの場合は「あれ、別にいらないな」となります。

これにより、無駄な買い物は激減します。

 

まとめ:節約の目的は「自由」を買うこと

節約に目覚めたサラリーマン男性がまずやるべきことは、「現状把握」と「固定費の整理」です。

これは、日々の我慢を強いることなく、あなたの資産を最も効率よく守るための「仕組みづくり」です。

節約は、単にお金を貯めることではありません。

「お金の不安から解放され、将来の選択肢(転職、早期リタイア、趣味の充実など)という名の”自由”を買うこと」

が最大の目的なのです。

このロードマップを実行すれば、数ヶ月後には家計に大きな変化が見られるはずです。

ぜひ、今日から実践してみてください!

以上、ご参考になれば幸いです。

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