【認知症】▶「プレクリニカルアルツハイマー病とは?」

認知症
プレクリニカルアルツハイマー病とは?
認知症の前段階であるプレクリニカルアルツハイマー病の治験がエーザイで行われます。
※以下の文章について∶出典:厚生労働科学研究費補助金疾病・障害対策研究分野認知症対策総合研究 「都市部における認知症有病率と認知症の生活機能障害への対応」平成23年度~24年度総合研究報告書

プレクリニカルアルツハイマー病とは

現在認知症の症状はないが脳内にアミロイドβ(ベータ)と呼ばれるたんぱく質が蓄積している段階です。

放っておくと徐々に症状が現れ、軽度認知障害(MCI)やがては認知症を発症する可能性のある状態です。

プレクリニカルアルツハイマー病の段階では認知症の症状はありません。

その後、最初はもの忘れを発症することが多く、症状はゆっくり進行していきます。

もの忘れなどの認知症状が始まる10~20年以上前から

アミロイドβが蓄積してきていることが最近の研究で明らかになってきました。

無症状ながらアミロイドβが蓄積している、

いわば発症前の前駆状態の時期を、「プレクリニカル期」と呼び、

この時期に治療を開始することで、根本的な治療が可能になるのではないかと近年考えられるようになってきました。

家族やご自身でさえも発症に気付かない場合もあるため、

いつの間にか症状が進行していく可能性があります。

そのため、症状がない段階でも認知機能のチェックを受け、早めに気づくことが大切です。

認知症の最も一般的な症状は、記憶力が徐々に低下することです。

見当識(時間・場所・人物などから、自分のおかれた状況を判断する機能)

計画、言語の使用などの他の認知機能も影響を受けます。

認知症は、誰にでもおこりえる身近な症状で、

現在、65歳以上の約7人に1人は認知症というデータもあります。


「アミロイドPET検査」とは

‍脳のアミロイドβ蓄積レベルを測定する検査です。

アミロイドβは体内にあるたんぱく質の一種で、

単体では毒性はないとされていますが、アミロイドβがたくさん集まると

プロトフィブリルという状態となって脳の中に蓄積し脳の神経細胞に悪影響を及ぼすと考えられています。

アミロイドPET検査により、アミロイドベータが脳内に蓄積しているかどうかを確認することができます。

▼アミロイドPET検査▼

▼治験の案内一部抜粋▼

▼今回の治験のアルゴリズムが図になっています▼

アルゴリズム(algorithm)とは、問題を解決したり目標を達成したりするための計算方法や処理方法のこと。

おそらく治験を行う大病院などの施設では、大きく宣伝していると思います。

私は治験に参加しませんが、

認知症のことをいろいろ調べると、こういう情報がわかります。

将来、もしかしたら「プレクリニカルアルツハイマー治療薬」などが、発売されるかもしれませんね。

認知症が大幅になくなる未来を期待したいです。

 

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