認知症予防の10カ条
以下の文章は、公益財団法人 認知症予防財団のホームページを参考にしています。
今回は、1990年から設立されている認知症予防財団が発表している「認知症予防の10カ条」をご紹介します。
「認知症予防の10カ条」には、認知症予防に効果的な10の生活習慣や方法がまとめられています。
この内容を実践することで、認知症の発症リスクを低減できます。
「認知症予防の10カ条」
1. 塩分と動物性脂肪を摂りすぎないバランスのよい食事を
2. 適度に運動を行い足腰を丈夫に
3. 深酒とタバコは減らし規則正しい生活を
4. 生活習慣病(高血圧、肥満など)の予防・早期発見・治療を
5. 転倒に気をつけよう!頭の打撲は認知症を招くことも
6. 何事もに興味と好奇心をもつように
7. 考えをまとめて表現する習慣を
8. こまやかな気配りをしたよい付き合いを
9. いつも若々しくおしゃれ心を忘れずに
10. くよくよしないで明るい気分で生活を
認知症を発症すると健康面や日常生活全般にさまざまな支障が出るため、
予防がとても重要です。
認知機能が低下すると、どうしても活動量が減少します。
次第に足腰が弱り転倒するなどケガのリスクも高まります。
家にこもりがちになり、他者と関わる機会が減ると、
さらに認知機能が低下する悪循環となります。
ラジオ体操や、散歩で景色を楽しむこと、
グランドゴルフで作戦を練りながらプレーすることなど、
適度に身体を動かしながら(=身体運動)何かを考える(=認知課題)ことは、
脳の多くの機能を同時に使い効果的です。
認知症予防に大変良いとされていますので、
意識的に取り入れてみてください。
末永く豊かで明るく、そして健康的な生活を送るためにも、
ぜひこの10カ条を日常生活に取り入れてみましょう。