【心と体のケア】▶「医薬品アライ(パート2)、痩せる秘密を公開します」

心と体のケア
医薬品アライ(パート2)、痩せる秘密を公開します

医薬品アライを使用する際は、生活習慣の改善に取り組むことが条件です。

アライは内臓脂肪および腹囲の減少を助ける効果がありますが、

これは食事や運動などの生活習慣改善の取り組みを行っている場合に限られます。

アライの有効成分であるオルリスタットは、食事中に摂取される脂肪の25%を便として排泄することにより、脂肪の吸収を抑制します。

これにより、体重管理に役立つとされています。

詳しくは、アライ(パート1)を参考にしてください▼

 

ただし、アライの服用だけで痩せるわけではなく、

適切な食事や運動と組み合わせることが重要です。

また、アライは要指導医薬品であり、購入と使用には薬剤師からの指導が必要です。

服用を開始する前の1ヶ月間から継続して、食事内容や運動習慣、体重、腹囲に関する記録をつけることが求められます

薬剤師がアドバイザーとして、毎月の記録をチェックし、寄り添い励まし、減量が進んていることを確認して、手渡しでアライを販売するのです。

医師と違い、処方箋を書くわけではありません。

ここがポイントで、真面目に取り組む人ほどよく痩せると思います。

これは、◯◯ザップの薬局版と思ってしまいますね。

生活習慣の記録を続けることは、自己管理を促進し、体重減少に向けた意識を高める効果があるため、

アライの服用と併せて、体重管理に役立つと考えられます。

ただし、個々の体質や状況によって効果には個人差があります。ご注意ください。

 

アライ(内臓脂肪減少薬)を服用中の適切な運動について。

息が軽く弾む程度のウォーキングやサイクリングなどの有酸素運動を30分以上継続して行うことが推奨されています。

また、有酸素運動は血中の脂肪をエネルギーとして使用し、20分以上続けると内臓脂肪の燃焼が始まるため、

毎日20分以上の早足でのウォーキングや歩く時間を増やすことが効果的です。

 

アライを服用中に避けるべき運動。

アライの主な副作用として頻回の脂肪便、油漏れ、頻繁な排便があるため、

マラソンや素早い動きの球技などは、副作用を助長、悪化させる可能性があります。

激しい運動や長時間の運動は避けるべきかもしれません

運動を始める前に、医師や薬剤師に相談し、個々の健康状態や体調に合わせた運動計画を立てることをお勧めします。

安全に運動を行い、アライの効果を最大限に引き出しましょう。

 

最後に

今までに「エパデール®」(高脂血症治療薬)という処方箋医薬品からスイッチした市販薬がありました。

ところが全く売れませんでした。値段の高さと確か販売条件が厳しかったと記憶しています。

今回の「アライ®60」は、もともと海外で2倍量の「ゼニカル®120」という処方箋医薬品でした。

海外では副作用で敬遠され、2年ほどで処方量が激減したようです。

そこで今回、薬局薬剤師に販売を託されました。

今回も「高血圧、脂質異常症など多くの該当病歴がないこと」という、高いハードルがあります。

捉え方は薬剤師個々によっても異なると思いますが、「アライ®」をある程度販売することができれば、

薬局薬剤師の知名度を上げるきっかけになると予想しています。

前向きに考えて、かかりつけ薬局(健康サポート薬局)→かかりつけ薬剤師→生活習慣改善アドバイザーとして、進化していく道を作りたいと思いますね。

以上、ご参考になれば幸いです。

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