味覚異常に用いる漢方薬
原因や症状によって異なりますが、一般的には以下のようなものがあります。
脾気虚(ひききょ)証
消化器の機能が低下して味覚を感じにくくなる場合。
胃熱(いねつ)証
舌や口腔内に熱感や乾燥がある場合。
胃陰虚(いいんきょ)証
舌や口腔内の乾燥が顕著な場合。
胃気上逆(いきじょうぎゃく)証
味覚異常に加えて吐き気やげっぷなどがある場合。
肝火(かんか)証
口の中が苦く感じる場合。
心火(しんか)証
舌に熱感や痛みがある場合。
以上の漢方薬は、味覚異常によく使われるものですが、他にもたくさんの種類があります。
漢方薬は、体質や病状に合わせて処方されるものなので、自分で選んだり服用したりするのは危険です。
漢方薬を服用する場合は、必ず漢方の専門家に相談してください。

その他の医薬品
プロマック(ポラプレジンク®)錠
プロマック(ポラプレジンク®)錠は胃潰瘍の治療薬で、荒れた胃の粘膜を保護する働きがあります。
味覚異常に効果が期待できる理由は、1錠75mg中に17mgの亜鉛が含まれているからです。
味覚異常の保険適用はなく、低薬価(1錠=約20円)です。
亜鉛の吸収量が増えることで、味覚障害の原因となる亜鉛欠乏を改善する可能性があります。
ノベルジン(酢酸亜鉛)錠
(ノベルジン錠25mg=約230円)
通常、低亜鉛血症の治療に用いられます。
亜鉛含有量が多く、効率良く亜鉛の補充ができます。(1錠25mg中に亜鉛25mg)
胃部の不快感、吐き気、肝臓の機能障害などの副作用が出てしまうことがあります。
特に慢性肝疾患、糖尿病、腎不全、慢性炎症性腸疾患があると、亜鉛欠乏になりやすいと言われています。
亜鉛不足では味覚異常以外に、脱毛、皮膚炎、貧血、食欲不振、下痢などの症状がありえます。
味覚異常は今まできっちり調べたことがなかったので、自分自身のためにもなりました。
味覚障害は、「加齢」や口腔内が乾燥する「口腔疾患」、鼻づまりやアレルギー性鼻炎などによる「風味障害」、
糖尿病や腎臓・消化器などのさまざまな病気の「合併症」、「薬の副作用」、ストレスによる「心因性」などでも起こるようです。
以上、ご参考になれば幸いです。

