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「バナナが待ち遠しい?」
リハビリ病院の食事は、全て美味しく完食です。
それでも1日1840kcalなので、満腹になることはありません。
おかずは、2種類から選ぶことができます。
肉系が好きなので、どうしても偏りがありますね。
和・洋・中いろんなメニューがありました。しかも色鮮やかです。
食事は決められた時間通り、ベッドサイドに届きます。
毎回残さず食べていました。
デザートに果物がつくことがあり。
私は、自宅で果物を食べることがあまりないので毎回新鮮です。
特に「バナナ」が美味しいのです。小さめで、甘い「小悪魔」です。
退院した後も、その「小悪魔」が食べたくて、自分でスーパーに買いに行きました。
何ヶ所か回りましたが、入院中に出逢った味覚と同じ物はありません。
「バナナ」は1日1本位が良いのですが、その頃毎日2〜3本食べていました。
リハビリの方に「バナナが美味しくて、好物になったんです」と言うと、それ以来バナナネタの会話が増えましたね。
リラックス効果が期待できるかもしれないと思い、夜は必ず食べていて。
ある日、健康診断があり尿検査で「シュウ酸」が多いという結果が出ました。
原因は間違いなく「 小悪魔」です。
「シュウ酸」は、尿路結石症の最大の危険因子です。
その日からやっと「 バナナ」を1日1本へ減らすことができました。
「小悪魔」なんて言うのは「バナナ」に失礼ですね。
今回は、生まれてはじめて「バナナ」に魅せられたおじさんのお話でした。