ACE阻害薬は、高血圧、心不全の治療に広く用いられる薬剤です。
ACE阻害薬について
ACE阻害薬は、アンジオテンシン変換酵素(ACE)を阻害する
血圧を上げるホルモンであるアンジオテンシンⅡの生成を抑える
このため、糖尿病、蛋白尿、心不全、心筋梗塞の既往、脳循環不全などを有する患者に適している
今日は、特にACE阻害薬の特徴と慢性心不全との関係についてお話します。
レニン-アンジオテンシン-アルドステロン(RAA)系が亢進すると…
心拍出量の低下や血圧低下などにより、レニン-アンジオテンシン-アルドステロン(RAA)系が亢進する
アンジオテンシンⅡは、血管収縮やアルドステロン分泌を促進する
心臓に負荷をかけたり、心臓のリモデリング(心肥大や線維化)を促進する
心不全の悪化につながる悪循環が起こる
ACE阻害薬は、この悪循環を断ち切ることで、心不全の予後を改善する効果がある
適応があるACE阻害薬の代表的な薬剤は、エナラプリルやリシノプリルなど
▼ACE阻害薬の一覧▼


最近は、ARBにポジションを奪われている感じです。
今後は、心不全を未然に防ぐ、予防薬として活躍する可能性もあると思いますね。
