【65歳になる年の4月】まで働くと、年金が増えるって本当?
しかも、あなたがまさに今この情報を探しているのは、最高のタイミングかもしれません。
なぜなら2026年4月は、年金制度における「大きなルールの転換点」になるからです。
単に「長く働いたから増える」というだけでなく、2026年春からは「働いても年金がカットされにくくなる」という強力な追い風が吹きます。
今回は、65歳4月まで働くことで得られる「3つの増額メリット」と、
知っておかないと損をする「2026年最新ルール」について、分かりやすく解説していきます。
1. 60歳以降も働くことで「報酬比例部分」が積み上がる
まず基本となるのが、厚生年金の「報酬比例部分」の増額です。
60歳で定年退職せず、65歳まで厚生年金に加入し続けて働いた場合、その5年分の加入実績がダイレクトに年金額に反映されます。
具体的にどれくらい増えるのか、目安を見てみましょう。
(※年収を12で割った「平均標準報酬額」に基づきます)
- 年収300万円で5年間働いた場合:年間で約8.2万円アップ
- 年収400万円で5年間働いた場合:年間で約11万円アップ
- 年収500万円で5年間働いた場合:年間で約13.7万円アップ
「たったそれだけ?」と思うかもしれませんが、年金は「一生涯」続くものです。
これは無視できない金額ですよね。
2. 「2026年4月」からの超重要ルール!働き損がなくなる?
ここが今回のメインディッシュです。
これまで、
しかし、2026年4月からこの基準が劇的に緩和されます。
これまでは「給料+年金」の合計が月51万円を超えると、超えた分の半分が年金から差し引かれていました。
これが、2026年4月からは「月62万円」までOKになります。
つまり、現役並みにバリバリ稼いでいる方でも、月収がよほど高くならない限り、
年金を1円も削られずに「満額」受け取れる可能性がぐんと高まったのです。
3. 「経過的加算」で国民年金の穴埋めができる
意外と知られていないのが、この「経過的加算」というボーナス的な仕組みです。
日本の年金制度は、20歳から60歳までの40年間(480ヶ月)保険料を払うことで、国民年金(老齢基礎年金)が満額になります。
しかし、学生時代に未納があったり、転職の合間に未加入期間があったりすると、満額には届きません。
実は、60歳を過ぎてから厚生年金に加入して働くと、
この「足りない国民年金分」を厚生年金の枠組みで穴埋めしてくれる仕組みがあるのです。
これは、若い頃に年金を払っていなかった時期がある人ほど、恩恵が大きいメリットです。
4. なぜ「4月」までと言われるのか?
「65歳まで」ではなく、わざわざ「4月まで」と指定されるのには理由があります。
日本の制度や多くの企業の年度更新が4月であることに加え、
2026年4月分の年金から、前述した「在職老齢年金の基準緩和(62万円への引き上げ)」がスタートするからです。
- 3月で辞めた場合:旧ルールの影響を少し受ける可能性がある
- 4月まで働いた場合:最新の「減額されにくいルール」の恩恵をフルに受けながら、さらに厚生年金の加入期間を1ヶ月分積み増しできる
また、65歳になったタイミングで退職すると、
この「年金+給料+失業手当」のトリプルコンボが狙えるのも、65歳まで完走する大きな魅力です。
まとめ:これからの「賢い選択」とは
65歳4月まで働くことは、単なる「労働の延長」ではありません。
- 厚生年金の報酬比例部分を増やし、一生涯の受給額を底上げする
- 2026年4月からの新ルール(62万円基準)で、年金をカットされずに稼ぐ
- 国民年金の未納分を「経過的加算」で賢くリカバリーする
これら3つのメリットを同時に手に入れるための、戦略的な選択といえます。
もし、体力的に無理がなく、職場環境も許すのであれば、
2026年4月を一つのゴールに設定して働いてみるのは、非常に賢いマネープランになるでしょう。
以上、ご参考になれば幸いです。
