▶イランのホルムズ海峡封鎖行為による原油高騰関連で上昇する株を10銘柄教えて!

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イランのホルムズ海峡封鎖行為による原油高騰関連で上昇する株を10銘柄教えて!

中東情勢の緊迫化、特にイランによるホルムズ海峡の封鎖懸念は、エネルギー資源を輸入に頼る日本にとって極めて重大な局面です。

2026年3月現在、原油価格は一時120ドルを超え、世界経済に衝撃が走っています。

しかし、投資の視点で見れば、こうした動乱局面でこそ輝きを放つ銘柄が存在します。

いわゆる「有事の株」です。

今回は、原油高騰が業績の追い風となる、あるいはリスクヘッジとして機能する注目の10銘柄を詳しく解説します。

尚、株式投資は自己責任でお願い致します。

 

緊迫の中東情勢!原油高騰で利益を伸ばす「勝てる銘柄」10選

連日のニュースで報じられている通り、イラン軍によるホルムズ海峡の渡航禁止アナウンスは、エネルギー供給網に激震を与えました。

この「地政学リスク」を投資戦略にどう組み込むか。

鍵となるのは、原油価格との連動性が高いセクターです。

 

1. INPEX (1605)

まず外せないのが、国内最大級の石油・ガス開発会社であるINPEXです。

自社で油田・ガス田を所有・運営しているため、原油価格の上昇がそのままダイレクトに営業利益の押し上げにつながります。

実際、同社の試算では「原油価格が1ドル上昇すると、純利益が年間で約55億円増加する」とされており、現在の高騰は同社にとって莫大な収益機会となっています。

 

2. 石油資源開発 (1662)

通称JAPEX。INPEX同様、原油・天然ガスの探査・開発を手掛けるエネルギーの主役です。

特に天然ガスへの比重も高く、ホルムズ海峡の混乱でLNG(液化天然ガス)の供給不安も囁かれる中、

国産エネルギーの価値向上を含め、市場の期待を一身に受けています。

 

3. ENEOSホールディングス (5020)

国内最大の石油元売りメーカー。原油高はガソリン価格の上昇を招き、消費にはマイナスですが、

在庫評価益(安く仕入れていた在庫の評価額が上がること)が大幅な利益増をもたらします。

大手としての安定感もあり、不透明な局面での資金の逃避先としても意識されます。

 

4. コスモエネルギーホールディングス (5021)

石油元売り第3位。

供給網の混乱に対し、国家備蓄や国内在庫の活用で対応する姿勢を示しており、危機管理能力への評価も高まっています。

ENEOS同様、在庫評価益による利益の上振れ期待が株価を牽引する材料となります。

 

5. 三菱商事 (8058)

総合商社の雄であり、中東をはじめ世界中に強力なエネルギー権益を持っています。

原油価格が1ドル上昇するごとに、通期の純利益を約20億円押し上げるとされており、資源価格の高騰は最強の追い風です。

多角経営によるリスク分散もあり、ディフェンシブな側面も持ち合わせています。

 

6. 三井物産 (8031)

三菱商事と並び、エネルギー事業に極めて強い商社です。

三井物産の場合、原油価格1ドルの上昇が純利益を約24億円押し上げると見られており、レバレッジの効き具合では商社トップクラス。

LNG事業への投資も厚く、中東の動揺をチャンスに変えられる地力があります。

 

7. 伊藤忠商事 (8001)

非資源分野に強いイメージがありますが、原油価格の上昇はグループ全体のエネルギー取引においてプラスに作用します。

また、物価高局面で強い「生活消費関連」のポートフォリオが厚いため、インフレ懸念が強まる有事の際にも、底堅い強さを発揮するのが特徴です。

 

8. 日本郵船 (9101)

ホルムズ海峡の封鎖は、タンカーなどの輸送ルート変更を余儀なくされます。

航路の遠回りや運航リスクの高まりは、結果として「傭船料(船のレンタル料)」や運賃の急騰を招きます。

過去の地政学リスク発生時も、海運セクターは需給の逼迫から株価が跳ね上がる傾向があります。

 

9. 商船三井 (9104)

日本郵船と双璧をなす海運大手。

特にLNG船の運航実績が豊富で、エネルギー輸送の重要性が高まる現状、そのインフラとしての価値が再評価されています。

原油高に伴う運賃上昇が、業績のさらなる上振れ要因として意識されています。

 

10. 日揮ホールディングス (1963)

最後に少し視点を変えて、プラント建設の日揮です。

原油価格が高騰・高止まりすると、産油国は潤沢な資金を得て、次なるプラント建設やエネルギー設備の近代化へ投資を加速させます。

地政学リスクによるエネルギー構造の変化は、長期的には同社の受注拡大につながるポジティブな側面があります。

 

最後に:有事のマーケットで生き残るために

今回挙げた10銘柄は、いずれも「原油高」や「地政学リスク」を業績のプラスに変換できる力を持った企業ばかりです。

しかし、中東情勢は刻一刻と変化し、ひとたび緊張が緩和されれば、原油価格の急落というリスクも表裏一体です。

投資にあたっては、ニュースのヘッドラインに一喜一憂せず、企業の収益構造を冷静に見極めることが重要です。

次回の更新では、この原油高が日本の「金利」や「為替」に与える影響についても深掘りしていきたいと思います!

免責事項: 本内容は情報の提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。

投資の最終判断はご自身の責任で行ってください。

以上、ご参考になれば幸いです。

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