こんにちは!糖尿病でインスリン使用中の方が、病院で「次は新しいタイプのペンにしましょう」と言われたり、
薬局で違う形のデバイスを渡されたりすると、「何が違うの?」「使い勝手はどう変わるの?」と不安になりますよね。
特に、フレックスタッチ、フレックスペン、ミリオペン、ソロスターといった名前は、
まるで戦隊ヒーローか何かのようで、パッと見ただけでは違いが分かりにくいものです。
インスリン治療において、デバイス(注入器)の使いやすさは継続の鍵です。
現在主流となっているこれら4つのデバイスは、実はメーカーごとに「思想」が全く異なります。
1. フレックスタッチ(ノボ ノルディスク社)
現在、多くの患者さんに支持されているのがこの「フレックスタッチ」です。
最大の特徴は、「バネの力」を利用していることにあります。
従来のペンは、自分の親指の力で直接インスリンを押し出す必要がありました。
しかし、
さらに、もう一つの大きな利点は、「ボタンが伸びない」こと。
多くのペンは単位数を増やすとボタンがびよーんと後ろに飛び出しますが、フレックスタッチは常に一定の位置にボタンがあります。
2. フレックスペン(ノボ ノルディスク社)
フレックスタッチの「先輩」にあたるのが、この「フレックスペン」です。
最新のトレンドとしては、より楽に打てるフレックスタッチへの移行が進んでいますが、
そのコンパクトさと「自分で打っている感覚(手応え)」を好んで、
あえてこちらを使い続けるベテランの患者さんも少なくありません。
3. ミリオペン(日本イーライリリー社)
ヒューマログなどのインスリンで採用されているのが「ミリオペン」です。
このペンの魅力は、なんといって「音と感触の分かりやすさ」にあります。
また、
全体的に頑丈な作りになっており、日常的にガシガシ使いたいアクティブな方に向いているデバイスと言えるでしょう。
4. ソロスター(サノフィ社)
ランタスやトゥジェオといった、
ソロスターの設計思想は、「注入抵抗の少なさ」にあります。
また、
特に最近の「トゥジェオ」シリーズなどは、単位設定の幅が広く、多くのインスリンを必要とする方にとっても使い勝手が良いように進化しています。
2026年の視点:どれを選ぶのが正解?
さて、これら4つの違いを知った上で、今のあなたに最適なのはどれでしょうか。
もしあなたが、
もちろん、使用するインスリン製剤(超速効型か持効型かなど)によって選べるデバイスは決まってきますが、
最近は同じ成分でも異なるデバイスで提供されているケースが増えています。
「今のペン、ちょっとボタンが硬くて打ちにくいんだよね…」と感じているなら、それは我慢すべきことではありません。
ぜひ次の診察時に、主治医や薬剤師さんに「他のデバイスの選択肢はありますか?」と相談してみてください。
毎日向き合う相棒だからこそ、心から「使いやすい」と思える一本を見つけることが、治療を前向きに続ける一番の近道になりますよ。
以上、ご参考になれば幸いです。
