▶整腸剤のミヤBMは、今何故出荷調整で薬局に在庫がないの?

心と体のケア
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整腸剤のミヤBMは、今何故出荷調整で薬局に在庫がないの?

こんにちは。おなかの調子を整える「ミヤBM」ですが、最近薬局でもらえなかったり、日数が制限されたりして困っている方が増えていますね。

2026年1月現在、ミヤBM(散剤・錠剤)がなぜ出荷調整という厳しい状況にあるのか。

その裏側で何が起きているのか、製薬業界の動向も含めて詳しく解説していきます。

現場で何が起きている?ミヤBM不足の最新状況

「いつもの整腸剤が出ないなんて……」と驚かれる方も多いでしょう。

最新の情報(2026年1月時点)では、製造元のミヤリサン製薬から、「ミヤBM錠」および「ミヤBM細粒」の限定出荷(出荷調整)が公式に発表されています。

特に錠剤のPTP包装(シートタイプ)においてお届けの遅延が深刻化しており、

それに引きずられる形で粉薬である「ミヤBM散(細粒)」にも波及しているのが現状です。

 

なぜ「出荷調整」になってしまったのか?3つの主要因

今回の不足騒動は、単一のトラブルというよりは、いくつかの要因が「ドミノ倒し」のように重なった結果といえます。

 

1. 感染症の流行による爆発的な需要増

これが最大の理由です。昨年末から季節性インフルエンザやウイルス性胃腸炎、さらには新型コロナウイルスの変異株など、複数の感染症が同時流行しました。

抗生物質を服用する際、副作用の下痢を防ぐためにミヤBMがセットで処方されるケースが非常に多く、

メーカーの想定を遥かに上回る注文が殺到したのです。

 

2. 他の整腸剤の供給不安による「集中」

実は、ミヤBMだけの問題ではありません。

ここ数年、医薬品業界全体で不祥事や製造トラブルによる出荷停止が相次いでいます。

他のメーカーの整腸剤が供給不安定になった際、医療現場では「それならミヤBMで代替しよう」という動きが強まりました。

その結果、元々安定していたミヤBMに負荷が集中し、ついにキャパシティを超えてしまったのです。

 

3. 製造工程は正常、でも「物理的に間に合わない」

ミヤリサン製薬の報告によると、工場の製造ライン自体に事故があったわけではなく、24時間体制でフル稼働を続けているとのこと。

しかし、主成分である「宮入菌(酪酸菌)」は生き物です。

化学合成でパッと作れる薬とは異なり、培養には一定の時間が必要です。

急激な需要増に対して、物理的な「菌の増殖スピード」が追いついていないのが現状です。

 

いつになったら解消される?

気になる解消時期について、

メーカー側は「2026年2月末には限定出荷を解除し、通常供給に戻したい」

という見通しを立てています。

現在は増産体制を強化しており、徐々に市場への供給量は増えていく見込みです。ただし、

一度空っぽになった全国の薬局や卸業者の在庫が完全に潤うまでには、発表されている時期よりも少し時間がかかる可能性があります。

私たちができること:賢い「おなかケア」の選択

薬局で「ミヤBMがありません」と言われたとき、どうすればいいのか。いくつか選択肢があります。

 

他の整腸剤への切り替えを相談する

ミヤBM(酪酸菌)以外にも、ビオフェルミン(乳酸菌・ビフィズス菌)や耐性乳酸菌製剤など、代替できる薬はあります。

医師や薬剤師に「今ある在庫で代わりになるもの」を提案してもらいましょう。

 

市販薬を活用する

ミヤBMの主成分である「宮入菌」を含む整腸剤は、実はドラッグストアでも「強ミヤリサン」などの名称で販売されています。

処方薬と全く同じ配合ではありませんが、どうしても必要な場合は選択肢の一つになります。

 

不必要な「溜め込み」を避ける

不安から「多めに処方してほしい」と希望したくなりますが、それがさらに品薄を加速させてしまいます。

必要な分だけを処方してもらうことが、結果として全体の早期回復につながります。

 

まとめ:春に向けて供給は回復の兆し

今回のミヤBM不足は、製造トラブルというよりは「あまりの人気(需要)に供給が追いつかなくなった」という、

ある意味で製品への信頼が高い、その裏返しとも言える事態です。

2026年2月末という「出口」は見えています。

それまでの間は、無理にミヤBMにこだわらず、柔軟に他の薬を検討しながら、おなかの健康を守っていきましょう。

以上、ご参考になれば幸いです。

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