▶今関西エリアのマンションは、平均いくら位?間取りは3LDKが主ですか?

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今関西エリアのマンションは、平均いくら位?間取りは3LDKが主ですか?

関西エリアでマンション購入を検討されているのですね。

2026年現在、関西の不動産市場は、数年前とはまた違ったフェーズに突入しています。

最新の市場データをもとに、現在の平均価格や間取りのトレンド、そして

「今、関西でマンションを買うということ」について詳しく解説していきます。

2026年、関西マンション市場の「現在地」

「関西のマンション、最近高くなったな……」と感じている方は多いはずです。

その直感は正しく、現在、関西圏(近畿圏)のマンション価格は高値圏で推移しています。

まず結論からお伝えすると、2026年現在の関西エリアにおける新築マンションの平均価格は、

おおよそ5,000万円台後半から6,000万円台にまで上昇しています。

もちろん、これは広範なエリアを含めた「平均」の話。

場所を大阪市内の人気エリアに絞れば、平均価格は7,000万円を超え

いわゆる「パワーカップル」と呼ばれる世帯であっても、慎重に予算を組まなければ手が届かない水準になっています。

なぜここまで上がっているのか?
要因はいくつかありますが、

理由は「資材価格の高騰」と「再開発による付加価値の向上」です。

特に大阪市内では、うめきた2期(グラングリーン大阪)の全面開業や、万博後を見据えたインフラ整備が続き、街の価値そのものが底上げされています。

これに伴い、中古マンションの価格も引っ張られるように上昇しており、

中古の平均平米単価も50万円〜60万円程度(大阪府全体)に達しています。

エリア別に見る「リアルな相場観」
一口に関西と言っても、エリアによって価格差は非常に激しいのが現状です。

大阪市:二極化が進む「超都心」
大阪市北区中央区は、いまや異次元の価格帯です。

北区の平米単価は120万円を超え、70平米(3LDK)の新築であれば8,000万円〜1億円超えも珍しくありません。

かつての「一等地」という概念がさらに凝縮され、投資対象としての側面も強まっています。

一方で、西成区港区といったエリアでも、再開発の波を受けて価格上昇が続いています。   

 

兵庫県(神戸・阪神間):根強いブランド力

西宮市や芦屋市といった阪神間は、相変わらず高い人気を誇ります。

このエリアの3LDKは、平均して6,000万円〜7,500万円ほど

特に駅近物件は供給が限られているため、中古市場でも価格が落ちにくいのが特徴です。

京都府:観光と居住のせめぎ合い
京都市内は、景観条例による高さ制限があるため供給数が少なく、価格は高止まりしています。

平米単価は300万円(坪単価に直すとさらに高額)を超えるエリアもあり、もはや一般的な会社員が市中心部で3LDKを新築で買うのは非常に難しくなっています。

そのため、大津市(滋賀県)などの周辺都市へ流れる層が増えています。

 

間取りは「3LDK」が主役であり続けるのか?

ご質問にあった「間取りは3LDKが主か?」という点について。


答えは「はい、依然として3LDKが供給のメインですが、その『中身』が変化している」というのが正確です。
「面積」の縮小と「効率」の向上
かつて、ファミリー向けの3LDKといえば75平米〜80平米が標準的でした。

しかし、価格が高騰した2026年現在の新築市場では、「65平米〜70平米のコンパクト3LDK」が主流になっています。
専有面積を少し削ることで、販売価格を抑える(といっても高いのですが……)工夫がなされています。

その分、デッドスペースを減らす設計技術が進化しており、「廊下を短くする」「アウトポール設計で部屋の四隅をスッキリさせる」

といった工夫で、数字上の狭さを感じさせない物件が増えています。


3LDKの内訳と「+1」の考え方
現代の3LDKは、単なる「3つの寝室」ではなく、以下のような使い分けを想定して選ばれています。

* 夫婦の寝室
* 子供部屋
* ワークスペース(書斎)

共働きの定着により、自宅での仕事環境を確保するために3LDKを選ぶ層が非常に多いのです。

もし「子供が二人いる」という家庭であれば、3LDKでは手狭になり、4LDKを求めることになりますが、

4LDKの供給は非常に少なく、価格も跳ね上がるため、あえて中古の広い物件をリノベーションする選択肢が選ばれています。

 

2026年のトレンド:LDKは「広さ」より「質」

最近のマンション選びで注目されているのが、LDKの在り方です。

以前は「とにかく広いリビング」が正義とされていましたが、今は「居場所のつくり方」が重視されています。

ヌック(こもり部屋)の設置: リビングの一角に小さな読書スペースを作る。

ランドリー動線の最短化: 洗面室からクローゼットへ直結する動線など、家事の時短を重視。

高断熱・省エネ性能(ZEH): 光熱費高騰を受け、ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)仕様のマンションが当たり前になりつつあります。

これから関西でマンションを買う方へのアドバイス
「今が買い時なのか?」という問いに対し、

専門家の多くは「欲しい時が買い時」と言いつつも、以下のポイントに注目すべきだと説いています。

1. 「駅距離」は妥協しない
価格が高い時期だからこそ、資産価値を維持できる物件選びが重要です。

関西では「主要駅から徒歩7分以内」が、将来的な売却や賃貸を考えた際の大きな境界線になります。 

2. 「中古リノベ」を視野に入れる
新築が6,000万円を超える中で、築20年前後の中古を4,000万円台で買い、

1,000万円かけてフルリノベーションするというスタイルが、賢い選択として定着しています。

これにより、立地の良い場所で「自分好みの3LDK」を新築より安く手に入れることが可能です。

3. 金利動向に敏感になる
2026年現在、住宅ローンの金利はかつての超低金利時代からはわずかに動きを見せています。

わずかな金利差が、35年返済では数百万円の差になります。

固定金利と変動金利のバランスを、今まで以上にシビアに見極める必要があります。

 

まとめ


2026年の関西マンション市場は、

「平均6,000万円前後」「面積を絞った効率的な3LDKが主流」

というのがリアルな姿です。

大阪万博を経て、関西の都市機能は確実にアップデートされました。

価格は安くはありませんが、利便性や住み心地という点では非常に魅力的な物件が増えています。

「3LDK」という枠組みにとらわれず、自分たちのライフスタイル(在宅ワークの有無、家事動線の優先順位など)にフィットする「広さ」と「場所」のバランスを見

納得のいく住まい探しの第一歩になるはずです。

以上、ご参考になれば幸いです。

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