こんにちは。
日々、調剤現場で「あの薬がない!」「また出荷制限?」と頭を抱えている調剤薬局の皆さん、
あるいはご自身のお薬の状況が気になる方へ。
2026年現在、医薬品の供給不足はもはや「一過性のニュース」ではなく、
私たちの日常に深く入り込んだ「深刻な課題」となってしまいました。
特にジェネリック医薬品を中心に、昨日まで当たり前にあった薬が突然手に入らなくなる状況が続いています。
今回は、数多ある情報源の中から「これだけはチェックしておくべき」という最新のツールと方法を、現場視点で具体的に解説します。
1. 現場の「神ツール」を使いこなす
まず、真っ先にブックマークしてほしいのが、
かつては各メーカーのHPを一つずつ確認するという、気の遠くなるような作業が必要でした。
しかし、このDSJPは主要な製薬団体と連携し、全国の製薬会社から出される
使いこなしのコツ
「代替品検索」機能が非常に強力です。
現場で医師に処方変更を提案する際、このスピード感が命になります。
2. スマホアプリで「プッシュ通知」を受ける
「いちいちサイトを見に行く暇がない」という方には、スマートフォンのアプリが最適です。
特に最近注目されているのが「Reimei(黎明)」というアプリです。
忙しい薬局や病院内での利用を想定した作りになっています。
また、卸会社が提供しているアプリ(スズケンの「納品予定アプリ」など)も欠かせません。
自分の施設に「いつ、何が、何個入るのか」という直近の物流情報を知るには、卸のシステムが最も確実で速いです。
3. 「PMDAメディナビ」の緊急情報を逃さない
公的な情報を最速で得るなら、
は必須です。
ここに登録しておくと、出荷制限だけでなく、安全性に関する緊急のお知らせがメールで直接届きます。
情報の信頼度は100%ですが、PDF形式での通知が多いため、DSJPのような「検索のしやすさ」と併用するのが賢いやり方です。
4. 厚生労働省の「供給状況リスト」は羅針盤
これは数千品目にも及ぶ膨大なリストですが、最近では「CloseDi」などの外部サービスが、この厚労省のExcelデータを1時間以内に解析・反映し、検索しやすい形にして提供しています。
「国が出している最新のステータス」を確認したいときは、こうした二次利用サイトを活用するのが最も効率的です。
5. 結局、最強なのは「卸の担当者」とのホットライン
デジタルツールが進化しても、最後にモノを言うのは「人間」の情報です。
卸のMS(マーケティング・スペシャリスト)さんは、自社の倉庫に在庫があるかだけでなく、
気になる薬があれば、まずMSさんに「最近、この薬の入り悪くないですか?」と軽くジャブを打っておく。これが一番の早期警戒システムになることも少なくありません。
まとめ:情報収集の三段活用
患者さんを待たせないために、そして自分たちのストレスを減らすために、ぜひこれらのツールを「武器」として使いこなしてください。
以上、ご参考になれば幸いです。
