外来リハビリ闘病記
「外来リハビリはペースが早い!」
外来リハビリは10週を超えると、医師や理学療法士さんから
「肩がもっと動かないとダメですね」とよく言われました。
「症状固定」という、リハビリをしても改善しない時期があります。
それまでに、できるだけ可動域を広げ、筋力をつける必要があります。
やはり私は、再断裂の影響で動きが悪いようです。
この時期は、執刀医の指示により仕事は復帰せず、平日は毎日リハビリに行ってました。
まず座りながら両手を組んで前に肘を伸ばし、その両手をできるだけ上へ動かします。
体と腕の角度を毎回測ります。最初は右肩が固くて痛くて、全然上がりませんでした。
左手の力を借りているので、右腕だけだと前にだすのが精一杯です。
右横に上げる方はもっとひどくて、真横まで届かず、しかも疲れてすぐ下ろしてしまいます。
そこで、寝た姿勢で両手を組んで、肘を伸ばしお腹の上に置きます。
楽な場所から顔の付近、痛くなる寸前まで上げて戻すリハビリを繰り返し行いました。
寝た姿勢の方が、広げやすいです。
これは当初毎日行い、だんだん腕が上がり、角度が広くなることが実感できました。
リハビリの基本がわかってきました。
痛くてできない動きがあると、痛くなる寸前まで動かして、また戻すリハビリを繰り返します。
すると可動域が広くなり、痛みが減るのです。
これから、また違うメニューが続きます。
ご紹介していきます。