▶「熱中症対策に効果的な方法ベスト10」

生活習慣改善
熱中症対策に効果的な方法ベスト10

熱中症予防にはいくつかの重要な対策があります。

これまで体温を下げるためには、首や脇の下、鼠径部を冷やすと良いとされてきました。

しかし最近では手のひらにあるAVA血管を冷やすことが良いと言われています。

 

熱中症対策の具体的な方法を10個ご紹介します。

1. 水分摂取をこまめに行う

喉が渇いたと感じる前に水分を摂ることが大切です。

暑い環境ではこまめに汗をかき、水分補給を心がけましょう。

スポーツドリンク塩分タブレットも効果的です。

 

2. 食事は3食しっかりととる

朝ご飯を食べることで塩分の摂取機会が増え、熱中症の原因を減らせます。

簡単なものでもいいので、しっかり食事を摂りましょう。

 

3. 外では帽子や日傘、室内は冷房を利用する

屋外では帽子や日傘を使って直射日光を避け、室内では冷房を適切に設定しましょう。

 

4. カリウムを補給する

汗で失われるカリウムトマトやほうれん草、バナナ、キウイフルーツなどの食品で補給できます。

▼バナナについて私の過去ブログを参考にしてください▼

5. ビタミンB1を摂る

豚肉やうなぎ、蕎麦、玄米、ピーナッツなどに含まれるビタミンB1は疲労予防に効果的です。

 

6. ビタミンCを摂取する

ピーマン、ブロッコリー、キウイフルーツ、レモンなどに含まれるビタミンCは、

疲れやすさを軽減し、美容にも良いです。

 

7. 前腕冷却や手のひら冷却を行う

手首や手のひらを冷やすことで体温を下げ、熱中症を予防できます。

手のひらには体温調節を担うAVA血管という特殊な血管があります。

この部位を冷やすことで冷えた血液が体内を巡るため、深部体温(体の中心部の体温)を下げることができます。

 

8. こまめに水分を補給する

のどの渇きを感じなくても、こまめに水分と塩分を補給しましょう。

 

9. 室温を適切に保つ

冷房の設定温度を26~27℃程度にし、体調を崩しにくくしましょう。

 

10. 遮光カーテンや打ち水を利用する

室内での蓄熱を避けるために遮光カーテンや打ち水を活用しましょう。

打ち水とは、道路や家の周りに水をまき、涼をとることです。

これらの対策を実践することで、熱中症を予防できます。お身体に気をつけてください。

 

熱中症の症状は?

1. めまいや顔のほてり

めまいや立ちくらみ、顔がほてるなどの症状が出たら、熱中症のサインです。

一時的に意識が遠のいたり、腹痛などの症状が出る場合があります

 

2. 筋肉痛や筋肉のけいれん

手足の筋肉がつるなどの症状が出ることがあります。

筋肉がピクピクとけいれんしたり、硬くなったりすることがあります。

 

3. 体のだるさや吐き気

体がぐったりし、力が入らない。吐き気や頭痛などを伴う場合があります。

 

4. 汗のかきかたがおかしい

ふいてもふいても汗がでる、もしくはまったく汗をかいていないなど、

汗のかきかたに異常がある場合には熱中症にかかっている危険性があります。

 

5. 体温が高い、皮ふの異常

体温が高くて皮ふを触るととても熱い、皮ふが赤く乾いているなどの症状は熱中症のサインです。

 

6. 呼びかけに反応しない、まっすぐ歩けない

声をかけても反応しなかったり、おかしな返答をしたりする。

体がガクガクとひきつけを起こす、まっすぐ歩けないなどの異常があるときは重度の熱中症にかかっています。

すぐ医療機関を受診しましょう。

 

7. 水分補給ができない

自分で上手に水分補給ができない場合は大変危険な状態です。

この場合は、むりやり水分を口から飲ませることはやめましょう。

すぐ医療機関を受診しましょう。

これらの症状が出ないよう、日頃から熱中症の予防・対策を行いましょう。

もし熱中症かなと思ったときは、すぐに医療機関へ相談、または救急車を呼びましょう。

 

熱中症かなと思ったらどうする?

1. 涼しい場所に移動する

屋内や木陰など、直射日光を避けて涼しい場所に移動しましょう。

2. 水分を摂る

こまめに水分を補給し、脱水を防ぎます。スポーツドリンクや塩分入りの飴も効果的です。

3. 服を緩める

窮屈な服をゆるめ、体温を下げましょう。

4. 冷却対策を行う

手首、手のひらや首筋を冷やすことで体温を下げます。冷たいタオルや氷を使って冷やしましょう。

5. 症状が重い場合は医療機関を受診する

症状が重くなった場合は、速やかに医療機関を受診してください。

熱中症は早めの対処が大切です。体調の変化に注意しましょう。

最後に

私は、熱中症になったことはないと思うのですが、

小中学校時代の運動会(昔は小運動会、大運動会の2回ありました)、体育祭、朝礼などで体調を崩す人がおられたことを思い出します。

これからの季節、高齢で特に一人暮らしの方は十分気をつけてください。

夜間に備えて…

寝る前にコップ一杯のお水を飲む
飲み物を枕元に置いておく
エアコンや扇風機を使って室温を適度に下げる

など日々の習慣にしてほしいと思います。

以上、ご参考になれば幸いです。

 

参考資料

熱中症を防ぎましょう | 厚生労働省 – mhlw.go.jp. https://bing.com/search?q=%e7%86%b1%e4%b8%ad%e7%97%87%e4%ba%88%e9%98%b2%e3%81%ab%e5%8a%b9%e6%9e%9c%e7%9a%84%e3%81%aa%e5%af%be%e7%ad%96.

熱中症になったらどうしたらいい? 効果的な対処法や対策 …. https://medicaldoc.jp/m/column-m/heatstroke/.

熱中症の症状 | 熱中症ゼロへ – 日本気象協会推進. https://www.netsuzero.jp/learning/le01.

熱中症の症状の見極め方がわかる!応急処置・予防と対策を …. https://ueno-okachimachi-cocoromi-cl.jp/knowledge/heatstroke/.

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