▶車がないと生活が不便、でも85歳を超えている、今後どうすればよい?

高齢者
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車がないと生活が不便、でも85歳を超えている、今後どうすればよい?

85歳という節目を迎え、「車の運転に不安はあるけれど、手放すと生活が立ち行かない」という悩みは、

現代の日本で多くの方が直面している切実な課題です。

2026年現在、テクノロジーの進化や自治体の支援策は数年前よりも格段に進んでいます。

車がなくても、これまで以上に豊かに暮らす」ための具体的な戦略を、最新情報を交えてまとめました。

 

85歳からの新生活戦略:クルマを手放しても「自由」でいられる5つのステップ

こんにちは。

シニアライフの新しい形を模索する本ブログへようこそ。

「免許を返納したら、もうどこへも行けなくなる……」そう悲観する必要はありません。

今の時代、「自分でハンドルを握らない自由」を手に入れる選択肢は驚くほど増えています。

 

1. 「移動の足」を再定義する:最新のモビリティ活用術

車がなくなる最大の不安は「移動」ですよね。

しかし、2026年の今、移動手段は劇的に進化しています。

自動運転バス・タクシーの本格普及

2026年より、愛媛県松山市や神奈川県川崎市など、多くの自治体で

「レベル4(特定の条件下での完全自動運転)」のバスやシャトルが社会実装され始めています。

シニア向けライドシェア(相乗り)

「タクシーは高い」という常識も変わりつつあります。

自治体が主導する「おでかけサポート」などのライドシェアサービスでは、

1回500円程度で自宅から病院や駅まで送迎してくれる仕組みが全国に広がっています。

電動サイクル・電動車いす(次世代モビリティ)

免許不要で歩道を走れる「WHILL(ウィル)」のような次世代型電動車いすが人気です。

デザインもおしゃれで、買い物カゴを積んだままスーパーの中まで入れるモデルもあり、

「歩くのが億劫」という問題を解決してくれます。

 

2. 「買い物難民」にならないためのデジタル&アナログ活用

重い荷物を持てない」という問題は、サービスの組み合わせで解決できます。

ネットスーパー + コンシェルジュ設定

スマホが苦手でも大丈夫です。

最近では、電話一本で注文を受け付ける「御用聞きサービス」を併設するネットスーパーが増えています。

移動販売車のルート確認

「とくし丸」などの移動販売車は、いまや全国47都道府県で稼働しています。

家の前まで車が来て、見て選べる楽しみは、ネット注文にはない魅力です。

ドローン配送の日常化

一部の山間部や離島、郊外のニュータウンでは、2025年以降ドローンによる生活物資の配送が実用化フェーズに入っています。

 

3. 自治体の「免許返納特典」を使い倒す

免許を返納することは、単に権利を捨てることではありません。

交通優待パス」を手に入れることでもあります。

運転経歴証明書の発行

返納時に発行されるこのカードは、

身分証明書になるだけでなく、バス・タクシーの半額割引、百貨店での配送無料、飲食店での割引など、

数多くの特典を受けられます。

自治体独自の補助金(2026年度版)

例えば大阪府池田市のように、返納者に対して数千円〜数万円分の交通ICカードや商品券を配布する自治体が増えています。

お住まいの地域の「高齢者運転免許証自主返納支援事業」を必ずチェックしてください。

 

4. 究極の選択:「便利な街」への住み替え(シニア移住)

もし今の住まいが「バス停まで徒歩20分」というような環境であれば、

85歳を機に「歩いて暮らせるコンパクトな街」へ移住することも有力な選択肢です。

 

2026年版:シニアに優しい街ランキング

愛媛県今治市・茨城県境町

公共交通の充実度や高齢者支援が全国トップクラスで、移住者へのサポートも手厚い街です。

神奈川県横浜市・山口県下関市

医療機関が密集しており、車なしでも生活が完結する利便性があります。

 

サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)の検討

完全な老人ホームではなく、賃貸マンションに近い感覚で、安否確認や生活相談が受けられる

サ高住」への転居も、安心と利便性を同時に手に入れる賢い方法です。

 

5. 「心の健康」を守る:運転をやめることのメリット

最後に、メンタル面のお話です。

85歳を過ぎて運転を続けることは、常に「加害者になるかもしれない」という無意識のストレスを抱えることでもあります。

事故リスクからの解放

「踏み間違い」や「見落とし」による事故の恐怖から解放されることは、精神的な若返りにつながります。

歩くことによる健康維持

車を手放した高齢者は、1日の平均歩数が増え、結果として認知症のリスクが低下する

というデータもあります。

 

まとめ:次にあなたがすべきこと

「車がないと不便」というのは、これまでの生活スタイルの延長線上で考えるからです。

まずは、以下の3つのアクションから始めてみませんか?

 

役所の高齢福祉課に電話する

免許を返納した場合、どんな移動支援や特典があるか」を聞いてみてください。

電動モビリティ(WHILL等)の試乗を申し込む

「自分の足」が新しくなるワクワク感を感じてみてください。

1週間だけ「車を使わない生活」をシミュレーションする

タクシー代と、車の維持費(保険・税金・ガソリン・車検)を天秤にかけてみてください。

意外とタクシーの方が安いことに驚くはずです。

85歳は、新しい生活のスタートラインです。

ハンドルを離し、ゆったりと車窓を眺める生活へ、一歩踏み出してみませんか?

参考資料・URL

警察庁:運転免許証の自主返納について

スマート補助金:高齢者運転免許証自主返納支援事業(自治体別検索)

宝島社「田舎暮らしの本」:2026年版 住みたい田舎ベストランキング

WHILL株式会社:免許不要の次世代電動車いす

以上、ご参考になれば幸いです。

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