耳鼻咽喉科

薬剤師の皆様へ

▶「第二世代抗アレルギー薬を、自動車の運転について3グループに分けて」

第二世代抗アレルギー薬を、自動車の運転について3グループに分けて以下の文章は、各薬剤の添付文書を参考にしています。第二世代抗アレルギー薬とは、ヒスタミンH1受容体を拮抗することでアレルギー症状を抑える薬のことです。第一世代と比べて、眠気や口渇などの副作用が少なく、脳に移行しにくいのが特徴です。抗アレ...
薬剤師の皆様へ

【薬局薬剤師に知ってほしい事】▶「カフコデ錠、フスタゾール錠、メジコン錠、レスプレン錠の中で一番強い咳止めは?」

カフコデ錠、フスタゾール錠、メジコン錠、レスプレン錠の中で一番強い咳止めは?以下の文章は、近畿中央呼吸器センター 呼吸器内科医 倉原 優 先生の記事などを参考にしています。カフコデ錠®、フスタゾール錠®、メジコン錠®、レスプレン錠®は今何れも大変入手困難ですが、今回あえて比較してみました。全て咳止め...
心と体のケア

【心と体のケア】▶「味覚異常に用いる漢方薬などを詳しく教えて」

味覚異常に用いる漢方薬などを詳しく教えて以下の文章は、各薬剤の添付文書、薬剤師・中医師 幸井俊高 先生、金沢医科大学 主任教授 三輪高喜 先生の記事などを参考にしています。味覚異常に用いる漢方薬原因や症状によって異なりますが、一般的には以下のようなものがあります。脾気虚(ひききょ)証消化器の機能が低...
心と体のケア

【心と体のケア】▶「補中益気湯や当帰芍薬散が耳鼻咽喉科から処方されているのは何故?」

補中益気湯や当帰芍薬散が耳鼻咽喉科から処方されているのは何故?以下の文章は、仙塩利府病院 耳鼻咽喉科(耳科手術センター) 小林 俊光 先生、陣内耳鼻咽喉科クリニック 陣内 賢 先生の記事などを参考にしています。補中益気湯補中益気湯は漢方薬の一種で、気虚や血虚の状態に対して補う効果があります。「耳管開...
抗菌薬・感染症

【薬局薬剤師に知ってほしい事】▶「クラリスロマイシンの薬理を極めよう!」

クラリスロマイシンの薬理を極めよう!(アジスロマイシンも)以下の文章は、各薬剤の添付文書、「抗菌薬の考え方、使い方」岩田健太郎 先生著書、「薬物治療コンサルテーション 妊娠と授乳」(南山堂)などを参考にしています。アジスロマイシン(ジスロマック®)とクラリスロマイシンの違いは?アジスロマイシンとクラ...
心と体のケア

▶「カルボシステインが他の去痰薬より優れている点を知りたい」

カルボシステインが他の去痰薬より優れている点を知りたい以下の文章は、ひまわり医院 呼吸器内科 伊藤大介 先生の記事などを参考にしています。痰は本来「異物が気道に侵入した際に外に出しやすくする」ために作られる物質です。異物はウイルスや花粉など様々ですが、スムーズに外へ出さなければいけません。異物の量が...
心と体のケア

【心と体のケア】▶「耳鳴りについて詳しく知りたい!」

耳鳴りについて詳しく知りたい!以下の文章は、九州大学病院耳鼻咽喉科·頭頭部外科 講師 村上 大輔 先生監修の記事などを参考にしています。耳鳴りとは、実際には音がないのにもかかわらず、耳の中で「キーン」「ピー」「サー」といった高い音や「ゴー」「ジー」といった低い音が聞こえてしまう症状のことを指します。...
抗菌薬・感染症

【薬局薬剤師に知ってほしい事】▶「溶連菌感染症について詳しく教えて」

溶連菌感染症について詳しく教えて以下の文章は、名古屋大学医学部附属病院 竹内 想 先生監修の記事などを参考にしています。溶連菌感染症とは、グラム陽性レンサ球菌属Streptococcusの細菌である溶血性連鎖球菌(溶連菌)を原因とする感染症です。溶連菌は、化膿性連鎖球菌(かのうせいれんさきゅうきん)...
耳鼻咽喉科

【心と体のケア】▶「風邪のとき、皆様が飲みたい薬は何ですか?」

風邪のとき、皆様が飲みたい薬は何ですか?風邪の症状は人によって異なりますが、一般的には発熱、咳、鼻水、のどの痛みなどがあります。これらの症状に対して、市販の風邪薬を選ぶことができます。市販の風邪薬には、以下のような種類があります。解熱鎮痛薬熱や痛みを和らげる薬です。アセトアミノフェン(カロナール®)...
心と体のケア

【心と体のケア】▶「副腎皮質ホルモン剤(ステロイド剤)の服薬は、どうして朝がいいの?」

副腎皮質ホルモン剤(ステロイド剤)の服薬は、どうして朝がいいの?以下の文章は、「ステロイド 副腎皮質ホルモン の飲み薬について」 - 東京医科大学のスライド、「ステロイド治療|東京女子医科大学病院 腎臓内科」のスライドなどを参考にしています。副腎皮質ホルモン剤は、体内で自然に分泌されるステロイドホル...
心と体のケア

【心と体のケア】▶「吸入薬の効果的な使い方を医薬品のプロが教えます」

吸入薬の効果的な使い方を医薬品のプロが教えます以下の文章は、独立行政法人 環境再生保全機構「成人ぜんそくの基礎知識」サイトを参考にしています。吸入薬は、気管支喘息や慢性閉塞性肺疾患などの呼吸器系の病気に用いられる薬です。吸入薬には、気管支を広げる薬や炎症を抑える薬など、さまざまな種類があります。吸入...
薬剤師の皆様へ

【薬局薬剤師に知ってほしい事】▶「ゾフルーザ®のことを詳しく理解しよう」

ゾフルーザ®のことを詳しく理解しよう以下の文章は、日本小児科学会「2023/24シーズンのインフルエンザ治療・予防指針」などを参考にしています。 バロキサビルマルボキシル(ゾフルーザ®)の作用キャップ依存性エンドヌクレアーゼ阻害薬インフルエンザウイルスのキャップ依存性エンドヌクレアーゼという酵素を阻...
薬剤師の皆様へ

▶「抗アレルギー薬を整理しよう!」

抗アレルギー薬を整理しよう!‎抗アレルギー薬とはアレルギーの原因となる物質の放出や働きを抑えたり、アレルギーの炎症を抑えたりする薬の総称です。抗アレルギー薬は、以下のような種類があります。 抗ヒスタミン薬アレルギー反応を引き起こす物質の一つであるヒスタミンの働きを阻害する薬です。鼻水やくしゃみ、かゆ...
薬剤師の皆様へ

【薬局薬剤師に知ってほしい事】▶「インフルエンザは、ウイルスと細菌があるの?」

インフルエンザは、ウイルスと細菌があるの? インフルエンザウイルスとインフルエンザ菌は、名前が似ていますが全く異なるものです。この2つにポイントをしぼってお話します。 インフルエンザウイルスRNAウイルスの一種で、毎年冬に流行するインフルエンザの原因となります。インフルエンザウイルスは、生きた細胞の...
薬剤師の皆様へ

【薬局薬剤師に知ってほしい事】▶「慢性副鼻腔炎によく使われる抗菌薬を学ぼう」

慢性副鼻腔炎によく使われる抗菌薬を学ぼう以下の文章は、「抗菌薬の考え方、使い方」岩田健太郎 先生の著書などを参考にしています。慢性副鼻腔炎によく使われる抗菌薬①マクロライド系抗菌薬慢性副鼻腔炎の薬物治療の中心となる抗菌薬です。クラリスロマイシン(クラリス®・クラリシッド®)が有名です。これらの薬は、...
心と体のケア

【心と体のケア】▶「鼻が詰まり、喉が痛いときの漢方薬を教えて」

鼻が詰まり、喉が痛いときの漢方薬を教えて鼻づまりがひどいときに使う漢方薬は、一般的には、以下のようなものがあります。 鼻づまりがひどいとき①麻黄湯(まおうとう)発熱や悪寒、頭痛などを伴う鼻づまりに効果があります。鼻の粘膜の血管を収縮させて、鼻の通りを良くします。②葛根湯加川芎辛夷(かっこんとうかせん...
薬剤師の皆様へ

【薬局薬剤師に知ってほしい事】▶「インフルエンザにかかったら使う薬を教えて」

インフルエンザにかかったら使う薬を教えて以下の文章は、各薬剤の添付文書、「薬物治療コンサルテーション妊娠と授乳」(南山堂)などを参考にしています。今日は、150本目の投稿です。流行しているインフルエンザについてお話します。インフルエンザの薬インフルエンザのときに使用する飲み薬は、タミフル、ゾフルーザ...
漢方

【心と体のケア】▶「咳、鼻水、痰が止まらず、倦怠感、頭痛がある時の漢方薬は?」

咳、鼻水、痰が止まらず、倦怠感、頭痛がある時の漢方薬は?漢方薬は、症状や体質に合わせて選ぶことが大切です。一般的に、咳、鼻水、痰がでるという症状は、風邪やアレルギー性鼻炎などの呼吸器系の疾患によるものと考えられます。風邪で、倦怠感と頭痛があるときの漢方薬についてもご紹介します。 代表的な感冒症状に用...