薬剤師の皆様へ

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【薬局薬剤師に知ってほしい事】▶「実際にあった散薬力価計算の疑義照会」

実際にあった散薬力価計算の疑義照会今日は、最近あった散薬力価計算を必要とする症例をご紹介します。✔ 実際の処方①アスベリンドライシロップ2%       2.5g          朝夕食後  7日分当薬局には、アスベリン散10%しかなく、今まで長年アスベリン散しか処方されていません。この日は、患者...
心と体のケア

【心と体のケア】▶「医薬品アライ(パート2)、痩せる秘密を公開します」

医薬品アライ(パート2)、痩せる秘密を公開します医薬品アライを使用する際は、生活習慣の改善に取り組むことが条件です。アライは内臓脂肪および腹囲の減少を助ける効果がありますが、これは食事や運動などの生活習慣改善の取り組みを行っている場合に限られます。アライの有効成分であるオルリスタットは、食事中に摂取...
薬剤師の皆様へ

【薬局薬剤師に知ってほしい事】▶「2024年の薬局診療報酬改定における主な変更点10選」

2024年薬局診療報酬改定における主な変更点を10選、変更内容も含めて簡潔にご説明します。以下の情報は、最新の改定資料に基づいています。1. 調剤基本料改定前より3点増加し、薬局の基本的な業務評価が向上しました。物価高に負けない「賃上げ」の実現を目指しています。2. 調剤基本料2特定の条件を満たす薬...
小児科

【心と体のケア】▶「小児で風邪に処方される薬、カルボシステインとアスベリンが多い理由は?」

小児で風邪に処方される薬、カルボシステインとアスベリンが多い理由は?それぞれの薬が持つ特定の作用に基づいています。先発名ムコダインで知られるカルボシステインという成分は、ネバネバした気道粘膜の鼻水や痰の粘度を調節して出しやすくする作用があります。風邪や中耳炎などによる痰や鼻水、膿の排出などさまざまな...
心と体のケア

【心と体のケア】▶「今話題の内臓脂肪減少薬『アライ』について詳しく知りたい」

今話題の内臓脂肪減少薬「アライ」について詳しく知りたい以下の文章は、アライ公式ホームページなどを参考にしています。アライは、大正製薬から発売されている内臓脂肪減少薬です。対象18歳以上で、腹囲が男性85cm以上、女性90cm以上の方々です。生活習慣の改善(食事・運動)を行っている方に限り、内臓脂肪お...
薬剤師の皆様へ

▶「ビラノア錠とモンテルカスト錠は、一緒に寝る前に飲んでもいいの?」

ビラノア錠とモンテルカスト錠は、一緒に飲んでもいいの?ビラノア錠はヒスタミンH1受容体拮抗薬でモンテルカスト錠はロイコトリエン受容体拮抗薬であり、併用することはよくあります。今日は、この2つの拮抗薬のポイントをまとめます。ヒスタミンH1受容体とロイコトリエン受容体は、アレルギー反応において重要な役割...
薬剤師の皆様へ

【薬局薬剤師に知ってほしい事】▶「ステロイドの外用薬と免疫抑制薬、注射薬などについて詳しく教えて」

ステロイドの外用薬と免疫抑制薬、注射薬などについて詳しく教えてアトピー性皮膚炎診療ガイドライン2021、田辺三菱製薬「ヒフノコトサイト」などを参考にしています。ステロイド外用剤は、身体に起きる炎症を抑える働きのあるステロイド(副腎皮質ホルモン)を化学的に合成し、薬効成分として配合した外用剤です。ステ...
耳鼻咽喉科

▶「副鼻腔炎の知識と適切な食事療法を知りたい!」

副鼻腔炎の知識と適切な食事療法を知りたい!以下の文章は、医療法人あだち耳鼻咽喉科 院長 安達一雄 先生のホームページなどを参考にしています。副鼻腔炎は、副鼻腔に炎症が起きた状態で、その大半はウイルスまたは細菌の感染かアレルギーによって引き起こされます。今回は、副鼻腔炎の知識を整理し、食事療法を含めて...
耳鼻咽喉科

【心と体のケア】▶「リンデロンVG軟膏の効果的で安全な使い方を知りたい!」

リンデロンVG軟膏の効果的で安全な使い方を知りたい!リンデロンVG軟膏は、抗炎症作用を持つステロイドと抗生物質を配合した外用薬です。効果的で安全な使用方法にはいくつかのポイントがあります。以下その手順を詳しく説明します。1. 清潔な手で手をせっけんと流水で洗い、清潔なタオルで乾かします。患部が耳の中...
耳鼻咽喉科

【心と体のケア】▶「好酸球性副鼻腔炎(指定難病306)とはどんな病気ですか?」

「好酸球性副鼻腔炎(こうさんきゅうせいふくびくうえん)」とはどんな病気ですか?以下の文章は、厚生労働省 難治性疾患政策研究班、研究班名 「好酸球性副鼻腔炎における手術治療および抗体治療患者のQOL評価と重症化予防に関する研究」を参考にしています。慢性副鼻腔炎:蓄膿症(ちくのうしょう)とは、顔面の左右...
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▶「第二世代抗アレルギー薬を、自動車の運転について3グループに分けて」

第二世代抗アレルギー薬を、自動車の運転について3グループに分けて以下の文章は、各薬剤の添付文書を参考にしています。第二世代抗アレルギー薬とは、ヒスタミンH1受容体を拮抗することでアレルギー症状を抑える薬のことです。第一世代と比べて、眠気や口渇などの副作用が少なく、脳に移行しにくいのが特徴です。抗アレ...
小児科

【心と体のケア】▶「小さなお子さんへのお薬の飲ませ方について詳しく知りたい」

小さなお子さんへのお薬の飲ませ方について詳しく知りたい以下の文章は、「小さなお子さんへのおくすりの飲ませ方ガイド」独立行政法人 国立成育医療センター薬剤部長 石川 洋一 先生監修の記事などを参考にしています。お子さんの年齢や好みによって、お薬の飲ませ方はいくつかあります。一般的な方法としては、以下の...
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【薬局薬剤師に知ってほしい事】▶「カフコデ錠、フスタゾール錠、メジコン錠、レスプレン錠の中で一番強い咳止めは?」

カフコデ錠、フスタゾール錠、メジコン錠、レスプレン錠の中で一番強い咳止めは?以下の文章は、近畿中央呼吸器センター 呼吸器内科医 倉原 優 先生の記事などを参考にしています。カフコデ錠®、フスタゾール錠®、メジコン錠®、レスプレン錠®は今何れも大変入手困難ですが、今回あえて比較してみました。全て咳止め...
心と体のケア

▶「カルボシステインが他の去痰薬より優れている点を知りたい」

カルボシステインが他の去痰薬より優れている点を知りたい以下の文章は、ひまわり医院 呼吸器内科 伊藤大介 先生の記事などを参考にしています。痰は本来「異物が気道に侵入した際に外に出しやすくする」ために作られる物質です。異物はウイルスや花粉など様々ですが、スムーズに外へ出さなければいけません。異物の量が...
心と体のケア

【心と体のケア】▶「耳鳴りについて詳しく知りたい!」

耳鳴りについて詳しく知りたい!以下の文章は、九州大学病院耳鼻咽喉科·頭頭部外科 講師 村上 大輔 先生監修の記事などを参考にしています。耳鳴りとは、実際には音がないのにもかかわらず、耳の中で「キーン」「ピー」「サー」といった高い音や「ゴー」「ジー」といった低い音が聞こえてしまう症状のことを指します。...
薬剤師の皆様へ

【薬局薬剤師の皆様へ】▶「2024年 あけましておめでとうございます」

今回は、まず昨年を振り返り、今年の薬局薬剤師が知るべきポイントを整理します。以下の文章は、薬事日報「2023年その他の主なニュース」、日経DIオンラインなどを参考にしています。昨年の振り返り2023年は、GE大手の沢井製薬の不正が医薬品の供給不安に苦しむ業界を震撼させました。薬価制度改革では久しぶり...
心と体のケア

【心と体のケア】▶「年末年始は、薬の整理をするチャンスです!」

年末年始は、薬の整理をするチャンスです!古い薬が箱の中にたくさん残っていて、まだ使えたり飲めそうだけど、どうしよう?と悩んでいる方が多いのではないでしょうか。今回は、薬の整理と保管について私の感想を含めてお話します。 薬の整理と保管には、次のような手順があります。1.薬を全て集めて、使用期限や必要性...
心と体のケア

【心と体のケア】▶「副腎皮質ホルモン剤(ステロイド剤)の服薬は、どうして朝がいいの?」

副腎皮質ホルモン剤(ステロイド剤)の服薬は、どうして朝がいいの?以下の文章は、「ステロイド 副腎皮質ホルモン の飲み薬について」 - 東京医科大学のスライド、「ステロイド治療|東京女子医科大学病院 腎臓内科」のスライドなどを参考にしています。副腎皮質ホルモン剤は、体内で自然に分泌されるステロイドホル...
心と体のケア

【心と体のケア】▶「吸入薬の効果的な使い方を医薬品のプロが教えます」

吸入薬の効果的な使い方を医薬品のプロが教えます以下の文章は、独立行政法人 環境再生保全機構「成人ぜんそくの基礎知識」サイトを参考にしています。吸入薬は、気管支喘息や慢性閉塞性肺疾患などの呼吸器系の病気に用いられる薬です。吸入薬には、気管支を広げる薬や炎症を抑える薬など、さまざまな種類があります。吸入...
薬剤師の皆様へ

【薬局薬剤師に知ってほしい事】▶「アルツハイマー病治療薬レケンビ注射用®は、年間約298万円!」

アルツハイマー病治療薬レケンビ注射用®は、年間約298万円!以下の文章は、2023.12.13開催された中央社会保険医療協議会総会の内容を参考にしています。レケンビ注射用®は、アルツハイマー病の進行を遅らせる画期的な効果を持つ抗体医薬品です。ヒト化抗ヒト可溶性アミロイドβ凝集体モノクローナル抗体です...
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【薬局薬剤師に知ってほしい事】▶「ゾフルーザ®のことを詳しく理解しよう」

ゾフルーザ®のことを詳しく理解しよう以下の文章は、日本小児科学会「2023/24シーズンのインフルエンザ治療・予防指針」などを参考にしています。 バロキサビルマルボキシル(ゾフルーザ®)の作用キャップ依存性エンドヌクレアーゼ阻害薬インフルエンザウイルスのキャップ依存性エンドヌクレアーゼという酵素を阻...
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▶「抗アレルギー薬を整理しよう!」

抗アレルギー薬を整理しよう!‎抗アレルギー薬とはアレルギーの原因となる物質の放出や働きを抑えたり、アレルギーの炎症を抑えたりする薬の総称です。抗アレルギー薬は、以下のような種類があります。 抗ヒスタミン薬アレルギー反応を引き起こす物質の一つであるヒスタミンの働きを阻害する薬です。鼻水やくしゃみ、かゆ...
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【薬局薬剤師に知ってほしい事】▶「インフルエンザは、ウイルスと細菌があるの?」

インフルエンザは、ウイルスと細菌があるの? インフルエンザウイルスとインフルエンザ菌は、名前が似ていますが全く異なるものです。この2つにポイントをしぼってお話します。 インフルエンザウイルスRNAウイルスの一種で、毎年冬に流行するインフルエンザの原因となります。インフルエンザウイルスは、生きた細胞の...
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【薬局薬剤師に知ってほしい事】▶「慢性副鼻腔炎によく使われる抗菌薬を学ぼう」

慢性副鼻腔炎によく使われる抗菌薬を学ぼう以下の文章は、「抗菌薬の考え方、使い方」岩田健太郎 先生の著書などを参考にしています。慢性副鼻腔炎によく使われる抗菌薬①マクロライド系抗菌薬慢性副鼻腔炎の薬物治療の中心となる抗菌薬です。クラリスロマイシン(クラリス®・クラリシッド®)が有名です。これらの薬は、...
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【薬局薬剤師に知ってほしい事】▶「糖尿病治療薬のトルリシティ®とは?」

糖尿病治療薬のトルリシティ®とは?以下の文章は、メーカー公式ホームページなどを参考にしています。トルリシティ®(GLP-1受容体作動薬)皮下注アテオス(デュラグルチド)は、2型糖尿病の治療に使われる薬です。2型糖尿病とは、インスリンの分泌が低下したり、インスリンの働きが悪くなったりして、血糖値が高く...
心と体のケア

【心と体のケア】▶「鼻が詰まり、喉が痛いときの漢方薬を教えて」

鼻が詰まり、喉が痛いときの漢方薬を教えて鼻づまりがひどいときに使う漢方薬は、一般的には、以下のようなものがあります。 鼻づまりがひどいとき①麻黄湯(まおうとう)発熱や悪寒、頭痛などを伴う鼻づまりに効果があります。鼻の粘膜の血管を収縮させて、鼻の通りを良くします。②葛根湯加川芎辛夷(かっこんとうかせん...
薬剤師の皆様へ

【薬局薬剤師に知ってほしい事】▶「インフルエンザにかかったら使う薬を教えて」

インフルエンザにかかったら使う薬を教えて以下の文章は、各薬剤の添付文書、「薬物治療コンサルテーション妊娠と授乳」(南山堂)などを参考にしています。今日は、150本目の投稿です。流行しているインフルエンザについてお話します。インフルエンザの薬インフルエンザのときに使用する飲み薬は、タミフル、ゾフルーザ...
心不全

【薬局薬剤師に知ってほしい事】▶「心不全の治療方法を詳しく教えて」

心不全の治療方法を詳しく教えて以下の文章は、2021年JCS/JHFS ガイドラインフォーカスアップデート版、急性·慢性心不全診療ガイドラインなどを参考にしています。‏心不全の治療方法は、心不全の原因や症状、ステージによって異なりますが、一般的には以下のようなものがあります。 ‏心不全の治療方法①薬...
薬剤師の皆様へ

【薬局薬剤師に知ってほしい事】▶「何かと話題のマンジャロ®皮下注アテオスとは?」

何かと話題のマンジャロ®皮下注アテオスとは?以下の文章は、メーカーのホームページなどを参考にしています。マンジャロ®(チルゼパチド)皮下注アテオス世界で初めてのGIP/GLP-1受容体作動薬です。2型糖尿病の方に限定して使用が承認されています。週1回タイプの糖尿病治療薬です。「あてて、押す」アテオス...
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【薬局薬剤師に知ってほしい事】▶「今話題のSGLT2阻害薬について、詳しく学ぼう!」

今話題のSGLT2阻害薬について、詳しく学ぼう!以下の文章は、乾小児科内科医院 糖尿病専門医 乾 恵輔 先生の記事、各薬剤の添付文書を参考にしています。SGLT2阻害薬は、糖尿病や心不全の治療に用いられる薬の一種で、腎臓での糖の再吸収を阻害して、尿中に糖を排泄させることで血糖値を下げます。血糖コント...