薬剤師マイケルの交通事故からの復活ブログ
皆様、こんにちは。薬局で働く薬剤師、マイケルと申します。
私の人生は、還暦を目前に控えたある朝、思いもよらない方向へと急転しました。
通勤途中の平穏な一日が、一瞬にして激動の序章へと変わったのです。
運命の朝
2022年4月、私はいつものように軽自動車で出勤していました。しかし、その日は違いました。
突如、耳をつんざくような衝撃音と共に、私の前には巨大な車両が現れました。その瞬間、痛みが全身を駆け巡り、目の前は真っ暗に。
停止中の大型車両との正面衝突でした。衝突前からすでに数秒間記憶が無いんです。
「一過性失神」との診断。ブレーキ跡なし。
しかし、奇跡的にも私は生きていました。意識が遠のく中で、私はただ「胸が痛い」と叫び続けました。
右ドアは、どうしても開きません。エアバッグに囲まれて、身動きができません…。
病院での奮闘
程なく救急車が到着し、救急隊員により担架で運ばれました。
救急車の中で、あまりにも胸が痛いので、私は自分が心筋梗塞を起こしているのではないかと恐れました。
しかし、酸素飽和度や血圧、体温は異常なし。酸素飽和度(SpO2)は、赤血球に含まれるヘモグロビンの何%が酸素と結合しているかを示す指標で、私の数値は標準範囲内でした。
幸いなことに、大型車両の乗客に負傷者はいないとのこと。
病院に到着し、医師や看護師数名の手に委ねられた私は、全身治療を受け、意識もうろうとする中で、生きる希望を見出しました。
二重の試練
右肩腱板断裂と上腕二頭筋長頭腱断裂(いわゆる「力こぶ」の腱断裂)
これらの怪我は、私にとって未知の挑戦でした。
リハビリは厳しく、時には絶望を感じることもありましたが、医療従事者の方々の支えと、私の不屈の精神により、徐々に回復への道を歩み始めました。
再生への道
今では、私は再びしっかりと腕を動かし、日常生活を送ることができています。
このブログ「健者の見聞録」を通じて、私の経験が皆様の知識を深め、同じような困難に直面している方々に少しでも力になれればと願っています。
闘病と共に
私の闘病記は、これから手術やリハビリを控えている方々の一助となることを心から願っております。
様々な悩みや決断、後悔がある中で、皆様の知識が増え、支援ができれば幸いです。
私のブログが、皆様の心を踊らせ、前進する勇気を与えることができれば、これ以上の喜びはありません。