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「アトピー性皮膚炎でリスクあり」
私は、18歳位から「アトピー性皮膚炎」による痒みに悩んでいました。
ひどいときは、血がでるまで全身掻きむしってしまいます。
特に顔を爪で掻いたあとは、鏡を見て、
「痛くて醜い血だらけの顔」に涙することもしばしばでした。
髪の毛が額にかかると、すぐ掻きむしってしまうため、
大学時代は仕方なくスポーツ刈りに…。
若い頃はいくつかの病院、薬局を回り、ステロイド内服、塗布、
抗アレルギー薬(ザジテン®・リザベン®・アゼプチン®・セルテクト®)の何れかと
抗ヒスタミン薬(ポララミン®・ニポラジン®)その他合剤のセレスタミン®や
漢方薬、健康食品など様々な治療をしていました。
「ステロイドは悪だ!」というアトピー商法が、あちこちで広告されていました。
どの治療法も効果は今ひとつ。
ところが年齢が上がるにつれて徐々に改善しました。
それでも毎日シャワーし、ステロイド配合軟膏を塗るのが日課です。
腱板断裂手術では、「アトピー性皮膚炎」が手術部位感染症の危険因子になるのです。
皮膚の防御バリアが弱ければ、菌が侵入しやすいのは当然ですね。
入院中、週2回程度にシャワーが制限されるのも覚悟が必要です。
日に焼けると皮膚が赤くかぶれ痒くなりやすいので、
外来リハビリなど外出時は、帽子、マスク、長袖の服が定番でした。
「皮膚が乾燥し、痒くなりやすい冬でなくて良かった」
とプラス思考で思い込むようにしました。