▶認知症(MCI含む)の親が行方不明になったらすること、探す場所などを教えて!

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認知症(MCI含む)の親が行方不明になったらすること、探す場所などを教えて!

認知症の親御さんが突然姿を消してしまうと、目の前が真っ暗になり、どう動けばいいかパニックになってしまいますよね。

でも、行方不明になってしまったときは「初動のスピード」が何よりも発見の確率を大きく左右します。

万が一の事態が起きたとき、あるいは万が一に備えて、今知っておくべき最新の対応手順と探すべき場所を詳しくまとめました。

 

まず自宅と敷地内の「思い込み」をリセットして確認する

「まさかこんなところに」という場所で見つかるケースは少なくありません。

外へ飛び出す前に、まずは家の中や敷地内を冷静に確認します。

家の中の狭い隙間や暗い場所

  押し入れの奥、家具と壁のわずかな隙間、トイレの個室や風呂場、ベランダの物陰などでじっと座り込んでいることがあります。

認知症による不安から、身を隠すような行動をとるケースも珍しくありません。

庭や物置、ガレージ

  庭の隅、植え込みの裏、物置の中、自家用車の後部座席などに入り込んでいることがあります。

車の中は、本人が昔の感覚で「自分の車(または運転していた頃)」を思い出して乗り込み、そのままドアがロックされて出られなくなっているケースもあるため注意が必要です。

 

自宅周辺を探しても見つからなければ「すぐに警察へ」

家の中や敷地内にいないと分かった時点で、自力で探すのは一度ストップし、速やかに最寄りの警察署や110番へ連絡してください。

「もう少し探してから…」と時間を空けてしまうことが、最も発見を遅らせる原因になります。

 

警察へ伝えるべき重要情報

直近の写真

スマホに入っている、当日または最近の服装や顔がはっきり分かるもの。

身体的特徴

身長、体型、髪型、メガネの有無、歩き方の癖、声の特徴など。

服装の詳細

上着の色、ズボンの色や素材、靴の種類(スニーカーなのかサンダルなのか)、帽子やバッグの有無。

本人の過去の背景・こだわり

昔住んでいた実家や勤務先、好きだった場所の地名。

「銀行に行かなきゃ」「仕事に行かないと」といった、よく口にしていた言葉や思い込み。

過去に通っていたルートや、過去に迷子になった場所。

 

どこを探すべき? 認知症の行動パターンから予測する場所

警察や関係機関に捜索を依頼するのと並行して、あるいは情報提供を行う上で、本人が移動しそうな場所を予測することが不可欠です。

認知症の人がたどり着きやすい場所には、一定の傾向があります。

「過去の記憶」に結びついた場所

  現在の住所ではなく、何十年も前に住んでいた実家、昔の職場、子供の頃によく通った道などに、強い使命感や昔の記憶に引き戻されて歩いていくことがよくあります。

数駅離れた昔の生活圏まで歩いてしまうこともあります。

日課やルーティンになっていた場所

  現役時代や発症前によく利用していたスーパー、お気に入りの喫茶店、散歩コース、通院している病院などです。

本人は「そこに行かなければならない」という強い目的意識を持っているケースが多いです。

行き止まりや、同じ方向への直進

  方向感覚や判断力が低下していると、曲がり角を曲がれずにずっと同じ方向へ真っ直ぐ歩き続けたり、道路の突き当たりや線路沿い、川沿い、行き止まりの場所で立ち往生してしまう傾向があります。

交通機関の駅やバス停

  電車やバスを好んで利用していた人の場合、最寄りの駅やバス停まで歩き、そのまま乗車して遠方へ移動してしまうケースがあります。

警察に連絡する際、近隣の駅やバスの運行会社にも情報提供を行っておくと安心です。

 

警察と同時に動きたい! 地域の連携窓口と最新の支援策

自力や警察の捜索とあわせて、地域ぐるみのサポート体制をフル活用しましょう。

地域包括支援センターやケアマネジャーへの連絡

  日頃から親御さんのことをよく知る担当ケアマネジャーや、地域の高齢者支援の窓口である「地域包括支援センター」に連絡を入れます。

本人の行動パターンや、立ち寄りそうな場所の貴重なアドバイスをもらえるだけでなく、地域のネットワークを通じて情報を共有してもらえます。

 

自治体の「見守り・SOSネットワーク」や防災無線の活用

  多くの自治体では、認知症行方不明時の早期発見システム(SOSネットワーク)を導入しています。

事前に登録している場合はもちろん、未登録であっても緊急時に防災無線や地域のメール配信システムなどで情報発信してもらえるケースがあります。

 

最新の「見守りQRコードシール」などの活用

  最近では、服や靴、杖などに貼り付けておき、万が一迷子になった際に発見者がQRコードを読み取ることで、個人情報を明かさずに警察や家族へ連絡が届く民間や自治体共同のサービスも普及しています。

こうした仕組みを日頃から準備しておくことも、万が一の再発防止策として非常に有効です。

 

無事に見つかったあとの大切な視点

無事に保護された後は、本人の身体的・精神的なケアを最優先にしてください。

長時間の歩行による脱水症状、低体温症、転倒による怪我などが起きている可能性があります。

また、「なぜ勝手に出歩いたのか」と責めてしまうと、本人は強い不安や恐怖心を抱いてしまいます。

安心して過ごせる環境を整えるとともに、今回の件をきっかけに

ケアプランの見直しや、GPS機器の導入、地域包括支援センターへの相談を行い

再び行方不明になってしまったときへの備えをアップデートしていきましょう。

いざというときに冷静に動けるよう、日頃から「最近の写真の撮影」や「よく行く場所のメモ」、そして「地域の相談窓口の連絡先確認」を意識しておけると心強いですね。

ご不安なことがあれば、いつでもご相談ください。

以上、ご参考になれば幸いです。

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